アメリカン・ヤクザ・スラッシュ

Amnesty

Amnesty
ZOETROPE

曲名リスト
1. Indecent Obsessions
2. Kill the Enemy
3. Mercenary
4. Amnesty
5. Member in a Gang
6. Break Your Back
7. Another Chance
8. Creatures
9. Trip Wire



更新再開してからもなにげにちゃんとA to Z進めてたわけですが、
ようやく二周目の「Z」まできました。


ということで今回はアメリカのB級スラッシュメタルバンド、
ZOETROPEです。バンド名は「イートロープ」と読みます。



2ndの『A LIFE OF CRIME』が割と有名ですが、
1985年のデビュー作『AMNESTY』はそれを上回るカッコよさ。


2ndの監獄マフィアジャケからうかがえるように
とにかく血の気が多いこのバンド。

この『AMNESTY』も1曲目イントロの時点からいきなり銃声です。
殺る気満々です。穏やかではない。さすがシカゴ出身。



音楽性ですが、いわゆるベイエリアスラッシュとは異なり
ハードコア/ロックンロール色の強い突撃リフが持ち味。


当時はハードコアパンクシーンでも活動していたようで、
本人たちは「Street Metal」を標榜。


そして超硬派な声質かつメロディ性は希薄ながらも
ちゃんと歌い上げるタイプのヴォーカル、バリー・スターン。
(この人はドラムも兼ねてます)

NUCLEAR ASSAULTをパワーメタル寄りにした感じ、
という表現が一番しっくりくるかもしれません。



さて、「パワーメタル」と書きましたが、スラッシュ一辺倒ではなく
正統派メタル色をそこかしこで出してくるのも
ZOETROPEの特徴。


3曲目"Mercenary"や6曲目"Break Your Back"では
初期IRON MAIDENばりの疾走ツインリードハーモニーを
聴くことができます。これがまたカッコいい!


その"Break Your Back"と4曲目のタイトル曲"Amnesty"が
個人的にはお気に入り。

疾走・初期衝動・爆発感溢れる名曲です。


BLACK SABBATH調の重いイントロから
若干VOIVODっぽいクセのあるリフで疾走する
最終曲"Trip Wire"も素晴らしい。



2ndもクオリティは高く十分に名盤なのですが、
タイトさが増しておりそこは好みが分かれるところかもしれません。

やさぐれ感・ヤクザ感・突っ走り感は1stの方が上。


1stと2ndの質感の違いを例えるなら、
『SPREADING THE DISEASE』と『AMONG THE LIVING』、
もしくは『RIDE THE LIGHTNING』と『MASTER OF PUPPETS』の
違いに近いかと思います。


まあどっちも聴けよと。



2nd発表後、ZOETROPEは分裂。


バリー・スターンは同郷シカゴのTROUBLEへ加入、
セカンドギタリストはM.O.D.へ行ってしまい、
残されたリードギタリストは新メンバーを集め
1993年に3rd『MIND OVER SPLATTER』を発表。

アルバムタイトルの威勢はいいものの、
内容的には平凡極まりない駄作。これは聴かなくていいです。



ぜひとも再結成して小さいライヴハウスで
1stや2ndの曲を演ってほしい…ところなんですが、
肝心のバリー・スターンは2005年に急逝してしまいました。


ともあれ硬派なスラッシュ/ハードコアが好きな人には
おすすめできるバンドでございます。お試しあれ。


ちなみにYoutubeでは1987年のライヴ映像が観れます。
超カッコいい!




アメリカン倍速プログレ

ボリス(Bris)Boris
YEZDA URFA

曲名リスト
1. Boris and His 3 Verses, Including Flow Guides Aren't My Bag
2. Texas Armadillo
3. 3, Almost 4, 6 Yea
4. To-Ta in the Moya & Tyreczimmage
5. Three Tons of Fresh Thyroid Gland
6. The Basis of Dubenglazy While Dirk Does the Dance

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「アメリカはプログレ不毛の地」とよく言われるが
まったくそんなことは無くて、

KANSASやJOURNEY(初期3枚)等の大物をはじめ、
PAVLOV'S DOG、ETHOS、ECHOLYN、

はたまたSPOCK'S BEARD(とニール・モーズ)といった
現代シンフォニックプログレの代表格から
CYNICやDREAM THEATER等プログレ文脈で語られる
メタルバンド等、有名バンドは数多く存在する。


そもそもフランク・ザッパを輩出し
PINK FLOYDやRUSHが天文学的な売上を叩き出す国なのだから、
「不毛の地」のはずが無いのである。



例えばKANSASあたりが典型的なように
基本的に英欧からの影響を自国の音楽要素とブレンドさせるのが
アメリカン・プログレの特徴だが、

そのブレンド具合が強引すぎて非常にわけわからん、かつすさまじい
アルバムを作るバンドがたまにいる。


その一つがYEZDA URFAだ。



このバンドは70年台に結成され80年台初頭に解散するが、
活動期間中に制作された2枚のアルバムはいずれも解散後に発掘された。


89年に2nd『SACRED BABOON』が日の目を見た後、
メンバー自身がCD化を手がけたことで2004年にようやく一般に
知られるようになったのが、幻の1st『BORIS』である。



1975年に自主制作された本作、
とにかく強引さと突っ走りっぷりがすさまじい。


フォークなイントロで始まりGENTLE GIANT/YES的な
シンフォニック展開を見せる1曲目、
カントリー調かつ後半に尋常じゃない加速度を放つ2曲目、
超絶技巧と構築美がカッコいい5曲目等、聴き応え十分の名盤。



上述したYES風味(特にギター)をベースに、
いかにも"アメリカ"なのほほんとした空気を挟みつつも、
決して退屈にならないのはやたら手数が多いドラムの存在がでかい。


このドラム、そこまでせんでもええやろ! とツッコみたくなるほど
始終オカズ入れまくり叩きまくりなんだが、
それでいて完璧にリズムキープするという異常な離れ業を誇るなど
とんでもなく巧い。



なぜこれほどの技巧で無名だったのかまったくもって疑問だが、
こういうバンドがちらほらいたりするので
やっぱりアメリカはおもしろいよな。



自主制作なので音質は安っぽいし、
強引で唐突な展開は好みが分かれるところだと思うけど、
アメリカの奥深さを知る上で個人的におすすめの一枚。


テンションの高さとテクニックにかけては超一級品の名作だ。


種のProgress

Charles DarwinCharles Darwin
XII ALFONSO

曲名リスト

Vol. I: 1809-1835
1. Collection One
2. Earliest Recollections
3. Stolen Fruits
4. Physics and Hunting
5. Silent Battle
6. Collection Two and Three
7. The Bump of Reverence
8. Leaving England (Part 1)
9. Leaving England (Part 2)
10. The Letter from Henslow
11. HMS Beagle
12. Collection Four
13. Captain Fitz-Roy
14. Straits of Magellan
15. Tierra del Fuego
16. Darwin's Finches
17. Homeward Bound

Vol. II: 1836-1858
1. Collection Five
2. So Many Years
3. Strange Fossil
4. Emma and Charles
5. The Coral of Life
6. Collection Six
7. Down House
8. The Island of Devil's Riding School
9. Annie (Part 1)
10. Annie (Part 2)
11. Collection Seven
12. Beloved Cirripedia
13. An Ordinary Day
14. Salting and Seeds
15. Lenny
16. It's Time to Write
17. Collection Eight
18. Missing Links

Vol. III: 1859-1882
1. Collection Nine
2. Bound Together
3. Descent with Modification
4. On the Origin of Species
5. Controverse in Oxford
6. Collection Ten
7. Slave Makers
8. L.U.C.A.
9. Sombre Thoughts
10. Collection Eleven
11. Mysterious Illness
12. The Copley Medal
13. Vision of the Indian Mound
14. The Descent of Man
15. Collection Twelve
16. Struggle for Existence
17. Charles Darwin's Burial

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フランスの大所帯プログレグループ、2012年発表の6th。


タイトルの通り、進化論で有名なチャールズ・ダーウィンの一生を
テーマにした3枚組の超大作。

ボリュームもすごければ参加人数もすごい、ということで
元IT BITESフランシス・ダナリーや元CAMELミッキー・シモンズ、
マギー・ライリーをはじめ総勢50名近くのゲストが名を連ねる。



出生からガラパゴス諸島への航海あたりまでを綴ったVol. I、
妻エマとの結婚や娘アニーとの死別を経つつ生物/地質学者としての
地位を確立したVol. II、
「種の起源」の発表、そして晩年を綴ったVol. III、と
ダーウィンの一生を余すところ無く描いた一大大河ドラマだ。



クラシカルでジャジーなアコースティックサウンドを基調としており、
時折シンフォニックだったり前衛だったりハードロックだったりするが、
コンセプト作にありがちな過剰なドラマティックさや激しさは無く、
基本的にゆったりとした展開なので肩肘張らずに聴ける。


ところどころで顔をのぞかせるエレクトリックギターのニュアンスから
感じられるように、一番近い音楽性となると
マイク・オールドフィールドだろうか。



特にこれが素晴らしい!という曲単体での評価はしにくいものの、
本来そういう聴き方をするアルバムではないと思うし、
優雅でお洒落で美しいサウンドに身を任せてBGM的に接するのが
正しいんだろうなという気はする。意外と眠くないし。


参加人数からわかるように使っている楽器の種類も
とにかくハンパないので、そのあたりを味わうのもまた楽しい。



上述のマイク・オールドフィールドやCAMEL、
はたまたプログレをまったく知らない人にもイケるでしょう。


Vol. IIの"An Ordinary Day"なんて
そのへんのジャズバーで流れてても全然違和感無いしな。

モテ系プログレとしておすすめの一枚。



というかこういうアルバムの意義は、
「あの英国国教会が公式に謝罪するほどの功績を残した
 ダーウィンって一体どういう人なんだっけ?」と、
聴いた人の知的好奇心をくすぐるとこにあると思う。



3rd・4thでは画家のクロード・モネをテーマにしているようで、
そちらはまだ未聴なので近々ゲットする予定。

燃える退廃都市

BabylonBabylon
W.A.S.P.

曲名リスト
1. Crazy
2. Live to Die Another Day
3. Babylon's Burning
4. Burn
5. Into the Fire
6. Thunder Red
7. Seas of Fire
8. Godless Run
9. Promised Land

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アメリカン・ハードロック/メタル界における知性派と言えば、
KISSのジーン・シモンズ、MÖTLEY CRÜEのニッキー・シックス、
そしてW.A.S.P.のブラッキー・ローレスである。


1992年の名盤5th『THE CRIMSON IDOL』以降の作品が
なぜかほとんど話題にならないW.A.S.P.だが、
クリス"狂人"ホルムズの復帰/脱退を間に挟みつつ、
現在も継続して活動中だ。


そのクリス・ホルムズが参加しているかどうかで
アルバムの作風が若干変わってくるこのバンド。


だが基本的に『THE CRIMSON IDOL』以降は、
というかその前の『THE HEADLESS CHILDREN』から
ほぼブラッキー・ローレスのソロプロジェクト化しており
ブラッキーお得意の劇的ヘヴィメタルを聴かせている。



そんなW.A.S.P.の、現時点での最新作が2009年の14th『BABYLON』。
これは名盤だ。

特に1曲目の"Crazy"、3曲目の"Babylon's Burning"が素晴らしい。


荒々しく哀愁感たっぷりなブラッキーの歌唱や
ドラマティックすぎる曲展開等、
王道メタルのカッコよさを再認識させてくれる。



20年ぐらいやってることは変わってないし
マンネリ化を指摘する声もあるが(ここ数年は日本盤すら出ない…)、
ブラッキーが今もなおフック満載のメタルを書けることは
十分に証明されているアルバムだと思う。



正直演奏陣は個性もテクニックもたいしたこと無い。
4曲目で唐突に"Burn"のカヴァーが出てくるのも謎。


もっとぶっちゃけると
"Crazy"は2nd収録の名曲"Wild Child"そのまんまだし
"Babylon's Burning"にしても"I Am One"の焼き直しっちゃ焼き直しだが、
それがどうした。


カッコよけりゃ何の問題も無いのである。



現代アメリカでこれだけ
どストレートなメタルを聴かせるバンドはもはや貴重だ。



『THE CRIMSON IDOL』が好きで他にどれ聴きゃいいの?って人には
まず本作をおすすめしたいし、

気に入ったらさらに
2004年の『THE NEON GOD PART 1: THE RISE』、
『THE NEON GOD PART 2: THE DEMISE』や
2001年の『UNHOLY TERROR』を聴いていただきたい。



他のアルバム含め、W.A.S.P.に駄作は無いとおれは思っている。
(『DYING FOR THE WORLD』等、並の出来の作品はあるが)


過去のバンド、と捉えられるのはあまりにもったいない。







女狐復活

Rev It UpRev It Up
VIXEN

曲名リスト
1. Rev It Up
2. How Much Love
3. Love Is a Killer
4. Not a Minute Too Soon
5. Streets in Paradise
6. Hard 16
7. Bad Reputation
8. Fallen Hero
9. Only a Heartbeat Away
10. It Wouldn't Be Love
11. Wrecking Ball

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おれは女性Voモノのハードロック/プログレ/ポップスに目がなく、
「女子が歌っている」という事実だけで無条件にチェックしてしまうほどなのだが、
その中でも当然ながら好き嫌いはある。


一番苦手なのは女性Voを前面に押し出したメタルだ。
(なおデス・ヴォイスは「女性Vo」の対象外)


「メタルが好き」 「女性Voが好き」にも関わらず、
その両者が融合するといきなりキツくなる。


特にゴシックメタル系、あと最近流行りの嬢メタルが本当にダメ。
もう聴いてられない。


単純に曲がつまらない、というのもあるが、
女性の声とメタリックなリフは基本的に合わないと思うのだ。


まあこのへんは感覚的なものなのであくまで個人的な趣向にはなるが、
メタルの(特にヌルい)リフは女性Voの良さを台無しにしちゃいがちだと
おれは考えている。



たとえばアネク・ヴァン・ガースバーゲンはTHE GATHERINGにいた頃よりも
ソロに転向しデヴィン・タウンゼンドやジョン・ウェットンや
ANATHEMAの人とやってる時のパフォーマンスの方が断然良いし、

LACUNA COILもゴシックメタル期はクソつまんない音楽だったが
2009年の『SHALLOW LIFE』で売れ線歌ものヘヴィ・ロックに変貌し
いきなり素晴らしいバンドになった。

正直、クリスティーナ・スカビアにはさっさとLACUNA COILを脱退して
ソロ転向しもっとポップな音楽をやって欲しいと思っている。



そんなわけで女性Voメタルがまったくもってダメなおれだが、
女性Voハードロックは死ぬほど好きである。



そのボーダーラインはどこにあるのか。



思うにハード&ヘヴィ路線で一番カッコいいのは
80〜90年台におけるHEART、リタ・フォード、そしてVIXENのあたり。

このくらいのハードさが最も女性Voと共存できていると思う。



今日はそのVIXENについて。


VIXENはジャネット・ガードナー(Vo)、ジャン・クエネムンド(G)、
シェア・ペダーセン(B)、ロキシー・ペトルッチ(Dr)の4人により
1988年に『VIXEN』でデビュー。
(実はデビューに至るまで14年ほど歴史があるんだがそこは割愛)


ブームの流れでLAメタルバンドと捉えられがちだが、
LAメタルの大半のバンドがそれほどメタルじゃなかったように、
VIXENの音楽もメタルと言うよりアメリカン・ハードロックである。


いやむしろメロハーっぽいというか、
多分音楽的に一番近いのはBON JOVI。

すなわち曲が非常にポップ&キャッチー。



リチャード・マークスが作曲&プロデュース陣に名を連ねたデビュー作は
フロント3人の美貌が麗しいPVも制作された
"Edge of a Broken Heart" "Cryin'"をはじめとして
"One Night Alone" "Love Made Me"などなど、佳曲が目白押し。


リヴァーヴの強いスネアや、アルバムジャケ・PVのネオンサイン含め
80年代アメリカン・ハードにおける名盤だ。



だがそこそこ成功したものの、
1stは周りのバックアップ・お膳立てにより作られた感が否めない。


そこで外部要素を極力排し、バンドメンバーが主導権を握って制作されたのが
1990年の2nd『REV IT UP』である。


より自由に、そしてさらなる成功を目指し気合十分で作られたのだろう、
作風の焦点が絞られ、結果的に1stを凌駕する名盤に仕上がった。



捨て曲はほぼ無し。


脳天気な"Bad Reputation"と"Wrecking Bell"はちょっとかったるいが、
その他の9曲はいずれも単体でシングルカット可能なレベルの佳曲だ。



何よりメロディが最高。1曲1曲のクオリティが非常に重視されている。
ハードでありながらもアメリカンな哀愁が放たれている様が素晴らしい。


ジャネットのハスキーな高音もカッコいいし、
演奏面も元々巧い人たちなので(特にシェアは元ベース講師だし)
派手さは無いもののまったく問題無い。


個人的には80〜90sにおけるアメリカンハード/メタルにおいて
5本の指に入る頻度で聴きまくっているアルバムだ。



…しかしこれだけの充実作でありながら、
プロモーションが悪かったのかなんなのか、セールス的にはなぜか惨敗。

なんと発売して間もなくEMIから首を切られてしまう。
そしてそのままVIXENは解散してしまった。



その後、ジャネット&ロキシーに新G&Bを加え再結成、
1998年に3rd『TANGERINE』を発表するも、
これは駄作以外の何物でもなかった。


バンドは再び解散。



2001年、今度はギターのジャンも加わり再始動。

…が、これも長続きせず、ジャネットとロキシーが脱退。



以降、VIXENはジャン・クエネムンドが新メンバーを率いるかたちで
現在も細々と活動を続けている。



ちなみにベースのシェア・ペダーセンは91年のVIXEN解散後、
DOGS D'AMOURのバムと結婚。

バムと共にパンクバンドBUBBLEを結成し
自身はベースからVo&ギターに転向。マイペースで活動を続けていた。


BUBBLEのアルバム『ROCKETS & VOLCANOES』は
日本盤が出ていたのでおれも買ったが(確か2001年頃)、
シェアの超渋いVoを中心に据えた哀愁ガレージロックンロールで、
名作とは言えないまでも点数としては75点は献上できる内容だった。



なお全盛期のVIXENについては2004年、
VH1による「一夜限りの再結成」企画が実現しており、
Youtubeでもその時のライヴを観ることができる。


映像を観る限りはそんなに仲悪そうな感じでもなかったが、
まあ色々あるらしく結局再結成は本当に「一夜限り」で終わってしまった。


かつてのゴージャスで美麗なVIXENを拝むことはもうできないのか…。



と悲嘆に暮れていたVIXENファン(おれだけか)の元に
昨年、ビッグニュースが飛び込む。


なんとジャンを除く
ジャネット+シェア+ロキシーが新バンド結成!
(ギターには97〜98年にてVIXENに在籍したジーナ・スタイル)

これはもうほぼVIXEN、おれたちのVIXENではないか!



特に1991年以降、正式な復帰を拒み続けてきたシェアが
まだジャネットと一緒にやる気になってくれたことがうれしい。


そういえば『REV IT UP』も、
ジャネット&シェアのコンビで作曲されたものが多かった。
否が応にも期待は高まる。


なおバンド名には当初"VIXEN"が含まれていたが、
如何せんジャン・クエネムンドがバンド名の権利を所有している
(うえに、実際今もVIXENとして継続活動している)
こともあり、JSRGと改名。



現在絶賛レコーディング中とのことである。



ジャネットそしてシェアは、さすがにおばちゃんになったものの
まだまだゴージャスさは失われていない。
(正直おれはこの2人がいればギターとドラムは別に誰でもいい)



『REV IT UP』級の良質メロハーチューンが詰まったアルバムを
作ってくれることを、密かに楽しみにしている今日このごろなのであった。