ノルウェー大使館サイトが面白すぎ

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Gåte

曲名リスト
1. Fredlysning
2. Sjå Attende
3. Knut Liten og Sylvelin
4. Du Som Er Ung
5. Jomfruva Ingebjφr
6. Sjåaren
7. Rike Rodenigår
8. Ola I
9. Kjærleik
10. Gjendines Bånsull

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OPETHやTHE MARS VOLTAが注目されてるのに
このバンドが忘れられていくのはもったいない!



というわけで、GÅTEです。

バンド名は「ごーて」と読みます。


ノルウェーの新人バンドで、これは今年出た2nd。
タイトルは「イセリルヤ」と読むらしい。



女性ヴォーカルとヴァイオリンを前面に押し出し、
プログレ+トラッド+ヘヴィ・ロックって感じの音楽を
展開しております。


ヴォーカルは姐御系というよりは、どちらかというと
幼さが残る感じでしょうか。それでいて狂気をはらんだような。


そのヴォーカルが欧州のバンドならではのメロディとあいまって、
全体としてはかなりプログレッシヴな雰囲気を
醸し出してはいるんですが、

このバンド、音がかな~りモダンなので
古臭さをまったく感じません。



たとえるなら、
BLACKMORE'S NIGHTをヘヴィにした感じというか、
EVANESCENCEをおもいっきり北欧寄りにした感じというか。

WITHIN TEMPTATIONあたりが一番近いかもしれないですね。



そう、曲のいくつかはとてもハード・ロック的に聴こえるんですよ。

先行シングルになった2曲目の“Sjå Attende”なんてもろです。

曲の構成といい、サビに向けて盛り上がっていく点といい、
これはどうみてもハード・ロックの方法論。

公式HPでこの曲のPVが見られるので興味のある方はどうぞ)



なので、「プログレには全然興味が無い」という人も
普通に「カッコいい!」と思える要素があるのではないでしょうか。

しかしながら、そういうギターサウンド等におけるモダンな側面が
あるとはいえ、有象無象の今風ヘヴィ・ロック・バンドとは
やはり一線を画しています。



それが何かというと、“北欧ならではのメロディー”を
自分たちの武器として完璧にコントロールしている点。

これは最近になって気づいたんですけど、このアルバム、
全10曲中5曲、つまり半分が、トラディショナル・ミュージックを
GÅTE流にアレンジしたものなんですよ。

先述の“Sjå Attende”もそうです。



にもかかわらず、そのことについ最近まで気がつかなかった。

即ち、アルバムがそのような構成になっているにもかかわらず
聴いていてまったく違和感が無い。


まぁおれがノルウェーのトラッドの元ネタを知らないとはいえ、
このバンドは非常に秀逸なアレンジ能力をもっていると
言えるのではないでしょうか。



トラッドのアレンジであれオリジナルであれ、
「動」を意識してハード&ヘヴィに仕上げる曲があるかと思えば、
別の曲では徹底してミステリアスかつ幽玄なムードを保つ。

このあたりのダイナミズムを生むセンスが
とても素晴らしいと感じます。


ラストの“Gjendines Bånsull”なんて実にプログレで良いですね。
多少PINK FLOYDの宇宙的な雰囲気を感じさせます。



すでに本国ノルウェーでは大人気、
フェスにも多数出演して欧州では注目株のバンドだそうです。


PVとかライヴの写真を見てもなかなかアグレッシヴな
パフォーマンスをしているようで。

ギター&ベース&ドラムは普通のあんちゃん、って感じですが、

スキンヘッド+タトゥーという出で立ちで微笑を浮かべながら
ヴァイオリンを弾いてる男がアヤしすぎます。
(どうやらヴォーカルの兄らしい)


で、ヴォーカルのルックスは…



すいません、ノーコメントで。

一瞬 ケリー・オズボーン を思い出してしまいました。



まぁルックスはともかく、
現代的な要素を取り入れた新世代プログレ・バンドとして
今後の展開が楽しみですな。


プログレ・ファンのみならず、EVANESCENCE系の音が好きな方、
そして初期メロデス(IN FLAMESの1stとか)が好きな方も
意外といけるのでは?



しかしあれですね。

全部ノルウェー語で書かれてもなにがなんだかさっぱりですな。
歌詞もまったく読めません。



せめて邦題ぐらいつけろよ。