スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

月夜の幻想曲

MoonmadnessMoonmadness
Camel

曲名リスト
1. Aristillus
2. Song Within a Song
3. Chord Change
4. Spirit of the Water
5. Another Night
6. Air Born
7. Lunar Sea

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


目下おれの中でヘヴィローテーションなのがこれ。


英国プログレの重鎮、CAMELでございます。


KING CRIMSON、YES、PINK FLOYD、EL&Pを四天王とするなら
その次に来るのはGENESISとこのCAMELなんじゃないか

ぐらいの認識をおれはしているんですが、
まぁそんな感じの大物バンドです。



『MOONMADNESS』は76年発表の4thアルバム。


まずジャケットが素晴らしいですね。

この絵がそのまま音になったかのような、
幻想的かつファンタジックで美しいサウンドが聴けます。



CAMEL最大の魅力は、繊細で淡いメロディを軸とした叙情性。


リーダーのアンディ・ラティマー、
この人のギターとフルートがこのバンドの核の一つなんですけど、
これがとにかく素晴らしすぎる!

ラティマーという人は
常にエモーショナルなプレイを聴かせてくれるんですが、
その“泣き”の質が他のバンドとは明らかに一線を画しています。


先ほど「淡い」という表現を使いましたが、まさにそんな感じ。


相当に美しく心揺さぶるメロディなんだけど、
決して熱くなりすぎずにどこかクールな感触があるというか。

「静」のイメージがある人ですね、なんとなく。


それは“Song Within a Song”や“Air Born”のフルート、
そしてギターを聴いていただければ分かるかと思います。

優しく包み込まれる感じがたまらない。



個人的に、アンディ・ラティマーは
デイヴ・ギルモアと並んで2大叙情プログレギタリストです。
おれの中で。

この二人の表現力は群を抜いているなぁ、と。
まさに孤高。



そのラティマーと共にCAMEL幻想美の片翼を担うのが
キーボードのピーター・バーデンス。

ピアノ、オルガン、ストリングス・シンセサイザーの
使い分け、そしてそのメロディ・ラインが絶妙すぎる。

ラティマーのギター(あるいはフルート)との
コンビネーションがぴったりハマってますね。


作曲のほとんどがラティマー&バーデンスによるもので、
まさにこの両者のメロディ・センスの融合が
CAMELの情感豊かな音楽性を築いていると言っていいでしょう。



美しいと同時に軽快でキャッチーな響きを持っているのも
CAMELの特徴であります。

たとえば3曲目の“Chord Change”における
ジャジーなプレイなんかがそう。

このへんに「ファンタジック」と表現される所以があるかと。


ブルージーな泣きとダイナミックなリフとを
スムーズに使い分けるラティマー、

またバックのリズム隊も、さりげなく変拍子を入れつつも
決して派手派手にはなってないところが職人の技ですね。



『MOONMADNESS』収録曲の全部が
CAMELならではの美に満ちていると言っても過言ではないですが、

特に素晴らしいのが“Song Within a Song”、“Air Born”、

そしてラストの“Lunar Sea”ではないでしょうか。


CAMELがエモーショナルでシンフォニックなのは間違いないですが、
やはりロックバンドであるがゆえに
ハードな側面も当然持っています。


それがうまくブレンドされているのが“Lunar Sea”であり、
この曲はあまりに感動的。

幻想的なSEに導かれて始まり、ほどよい疾走感と共に展開。

バックの変拍子が非常にダイナミックな雰囲気を生み出し、
その上でラティマーのギターが暴れまくります。

ダグ・ファーガソンのベース、バーデンスのオルガンの
アンサンブルが素晴らしいですね。

後半の三者のユニゾンがめちゃくちゃカッコいい。



CAMEL独特のドラマティックな展開がここにはあり、

ハードと幻想美の融合という点で
2nd『MIRAGE』収録の“Lady Fantasy”とともに
ぜひとも一聴をおすすめしたい曲であります。


ちなみに『MOONMADNESS』の次作ではベースが
CARAVANやHATFIELD AND THE NORTH他の
リチャード・シンクレアに交代、

さらにサックスでメル・コリンズが加入したり
ブライアン・イーノがゲスト参加したりしてますね。


いま現在も活動を続けている(らしい)CAMELの全アルバムを
フォローできているわけではないので非常に申し訳ないんですが、

この『MOONMADNESS』が名盤だということは
自信を持って言えます。


初期のアルバムとしては
2nd『MIRAGE』や3rd『THE SNOW GOOSE』も大傑作なので、
美しい音楽が好きな方はそちらも併せてぜひどうぞ。

スポンサーサイト

すべてはここから始まった

Black SabbathBlack Sabbath
Black Sabbath

曲名リスト
1. Black Sabbath
2. The Wizard
3. Behind the Wall of Sleep
4. N.I.B.
5. Evil Woman
6. Sleeping Village
7. Warning
8. Wicked World

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


このバンドに関してはおれなんかより
某LTCの面々が語ってくれた方が
断然説得力があるとは思うんですけど、

まぁ許してください。



で、最初に断っておきますが

初期BLACK SABBATH(オジー・オズボーン在籍時)の最高傑作は
間違いなく3rdの『MASTER OF REALITY』であって、

それを聴いてないハード・ロック・ファンは死ねばいいのに、
という前提で話を進めたいと思います。



1970年のデビュー作から7th『TECHNICAL ECSTACY』までの
アルバムはどれも一聴の価値のある傑作・名作・佳作ばかりですが、

インパクトという点からすればおそらく
この1stが一番でしょう。


もうとにかく1曲目の“Black Sabbath”、
これがすべてを決めてしまっています。

ロック史においてこの曲は
“Stairway to Heaven”に匹敵するあるいはそれ以上に
重要な位置づけがされるべきだとおれは思いますね。


冒頭の雨と雷と鐘のSE、そして

たった3つの音だけで圧倒的にヘヴィな世界を構築する
前半パートは、すさまじいとしか言いようがありません。

このリフの発想だけで勝負あり、って感じです。



たとえば同時代の代表的なハード・ロック・バンドを
比較検討してみた場合、

LED ZEPPELINは「フォークとブルース」が元ネタであり、
DEEP PURPLEだと「VANILLA FUDGE+ジミヘン」という
より露骨なルーツがあるわけですけど、

“Black Sabbath”にはそういう元ネタがあまり感じられない。


もちろんこのバンドの場合「ジャズとブルース」が背景にある
というのはよく言われていることで、

実際このアルバムも“Black Sabbath”を除けば
典型的な70年代ハード・ロックだったりするんですが

それだけに“Black Sabbath”がいかに独創的か、
いかに突然変異的なものかがよく分かる。

トニー・アイオミ(あるいはギーザ・バトラー)という男の
偉大さがここに集約されているって感じですかね。


これが1曲目にあるという事実や

マーカス・キーフの素晴らしいジャケット、
内ジャケに描かれた逆十字、
発売されたのが13日の金曜日であったという点などなど、

あらゆる意味で完璧すぎるアルバムでもあります。



また、『BLACK SABBATH』収録の大半が
言ってしまえば構成的には
“普通の”70年代ハード・ロックであるにもかかわらず

これだけの名盤になったのは
やはりリフの素晴らしさに尽きるなぁと。


“Black Sababth”後半のスリリングな展開や
ギーザーの動きまくるベース、
インストパートのアドリブの応酬なんかも
もちろんめっちゃカッコいいんですけど

後の世代に最も影響を与えたのはリフでしょうね、やっぱり。


“Behind the Wall of Sleep” “N.I.B.” “Wicked World”…
名リフの宝庫。宝の山。みんなここからパクっているのです。



このバンド独自のヘヴィな音世界が確立されていくのが
3rd『MASTER OF REALITY』や4th『BLACK SABBATH VOL. 4』という
ことになるんでしょうが、

1stの段階からBLACK SABBATHとしての音像は
すでに十分すぎるほど個性的です。

つくづく偉大だなぁトニー・アイオミは。


なにかと“リフ・マスター”という観点から語られる
ことの多いアイオミ先生ですが、

この人がすごいのはリフとかソロだけじゃなくて
合間合間のちょっとしたギター・プレイじゃないかと
思ったりもしますね。

さりげないんだけどものすごいセンスの良さを感じます。

天才。誰もこの人には追いつけないでしょうな。



そもそもなんで「三大ギタリスト」が
クラプトン・ベック・ペイジとされているのか
おれにはまったく理解できないんですけど。

アイオミ先生はどこにいったんだ、と。

ついでにブラックモアやジミヘンはどうなるんだ。


まぁ話がずれるのでこの話題はやめときましょう。




「これってメタルの元祖でしょ? おれメタル興味ないからいいよ」
とか思ってる非メタルの人や

「なんかドゥーム系の暗い音楽なんだよね? そういうのはパス」
と言ってるメタラーの人たちは

考えを改めた方がいいとマジで思います。


そんな小さい器で語られるバンドじゃないですから、ほんとに。


2nd『PARANOID』も併せて、
全ロックファンは初期4枚を必ず聴くように。

めったるはー!!

Staying a LifeStaying a Life
Accept

曲名リスト
1. Metal Heart
2. Breaker
3. Screaming for a Love-Bite
4. Up to the Limit
5. Living for Tonight
6. Princess of the Dawn
7. Neon Nights
8. Burning

1. Head Over Heels
2. Guitar Solo Wolf
3. Restless And Wild
4. Son of a Bitch
5. London Leatherboys
6. Love Child
7. Flash Rockin' Man
8. Dogs on Leads
9. Fast As a Shark
10. Balls to the Wall
11. Outro (Bound to Fail)

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


しんやくんリクエストどうもありがとう。

というわけでACCEPTでございます。



“ジャーマン・メタル”という言葉から
たいていの日本人が連想するのが
おそらくHELLOWEENだと思うんですけど、

なんとなくそこんとこが拡大解釈されてドイツというのは
“2バスドコドコfeaturingクサメロハイトーン系メタルの国”だと
誤解されてるフシがあるように感じます。


でもそれはちょっと待てよ、と。
そんなに単純な話ではないんですよね。


ドイツという国は
DESTRUCTIONやらKREATORやらSODOMなどのスラッシュ勢もいれば
FAIR WARNINGやZENOなんかのメロハー系もいるし、

70年代にさかのぼればSCORPIONS、LUCIFER'S FRIENDといった
非常に独特の個性を持ったハード・ロック・バンドもいる、

そしてマイケル・シェンカー、ウリ・ジョン・ロートもいるわけで、

国として見た場合かなり雑多なバンド群を抱えているのです。


常にロックンロールが根底にあるアメリカのバンドと比べたら
はるかに多彩で面白いんですよ、ドイツは。



そんなドイツ・ハード・ロック史における最重要バンドは
たぶんSCORPIONSということになるでしょうが、

そのSCORPIONS以降の流れの中で、
一番最初にメタルを確立したのがACCEPTであります。

いわゆるジャンル的な意味での“ジャーマン”とは違い、
真の意味での“ジャーマン・メタル”の祖と言えるでしょう。



3rd『BREAKER』、4th『RESTLESS AND WILD』、
5th『BALLS TO THE WALL』、6th『METAL HEART』、
7th『RUSSIAN ROULETTE』 あたりがこのバンドの代表作。

これらはどれもメタラーなら聴いておかなくてはならない名盤で
実際おれもこの5枚は大好きです(ていうかこれしか持ってない)。


なのでおすすめをどれか1枚、となると
大変悩むところなんですが

代表曲が一気に、しかも最高の演奏で聴けるということで
今日はライヴ盤『STAYING A LIFE』をプッシュしてみます。



このライヴは85年の初来日公演の模様を収録したもので、
ちょうど『METAL HEART』を出した時期に当たるので
バンドとしてはまさに絶頂期。
(発売は解散後の89年)


これぞヘヴィ・メタル!と言いたくなる素晴らしい内容ですね。

ザクザクしたリフ、クラシカルで流麗なツイン・リード、
タイトなリズム隊、重厚なコーラス。

硬派メタルの模範がここにありますな。


ウド・ダークシュナイダーの
圧倒的に個性的な歌唱も超カッコいい。

その暑苦しさが好き嫌いを分けそうなヴォーカルではありますが、
はっきりいってウドがいないとACCEPTじゃないですからね。

その意味で偉大なるフロントマンだなぁと思います。


あとこのライヴ盤、やたらと音質がよくて臨場感が最高。
ベースの音もちゃんと聴こえるし。

スタジオ盤においては音質のせいで軽い印象を与えかねない曲も、
こうしてライヴで聴くとリフの重さやキレが際立つので
ACCEPT本来の魅力はここにあるのかなぁという気も。


とにかく冒頭の“Metal Heart”~“Breaker”の流れを聴いて
何も感じないとしたらそいつはメタラーじゃねぇ!

と暴言を吐かせていただきましょう。




3rdから7thにかけてのACCEPTというのは、
確かに徹頭徹尾ヘヴィ・メタルしているんですけど

その間でリフの質感が微妙に変化しているように感じます。


具体的に言うなら
『BREAKER』 『RESTLESS AND WILD』までの曲からは
NWOBHM的なものを感じるなぁと。

それ以降の曲は、少しキャッチーなリフになってますよね。
よりJUDAS PRIEST的なリフというか。
たぶんアメリカ進出とかも関係してるんでしょうけど。



しかしキャッチーになったといっても
決してヤワになったわけではなく、

常に耳を惹くフックを兼ね備えているところがさすが。


JUDAS PRIEST、IRON MAIDENと並んで
メタルの王道に位置するバンドだと思いますおれは。


“Princess of the Dawn”なんかはACCEPTならではの名曲だしね。

まぁ“Flash Rockin' Man”は
おもいっきり“2 Minutes to Midnight”だけど。
(あ、でもACCEPTの方が早いのか。逆ですね)




つい最近リマスター再発されたようなので、
ACCEPTが気になるって人は手始めにこれを聴いてみてはいかがかと。

2枚組ですが全編にわたって鳥肌もののカッコよさです。

あ~去年観にいっときゃよかったなぁ…。



つーかね、たいていのメロスピとかメロデスよりも
ACCEPTとかMANOWARの方が断然劇的でカッコいいと思うんだけど。

なぜに敬遠されてしまうんでしょうかね、こういう漢のメタルって。



蛇足ついでに付け加えておくと、

HELLOWEENが『RABBIT DON'T COME EASY』で
“Fast As a Shark”のカヴァーをやっており、
それを聴いてカッコいいと思ってる人がたくさんいるらしいのですが

おれに言わせればあれはダメダメカヴァーです。


オリジナルに忠実にやってるだけでなーんにも面白くないし
ACCEPTを超える出来にもなっていない。

逆にHELLOWEENヴァージョンを聴いて
ウドがいかにすごいかが分かりましたね、おれは。


オリジナルの方が百倍カッコいいぜ!

一生涯アウトサイダー


とりあえずA to Zが一周したのでブログ閉鎖します。






ってのは冗談で
まぁヒマを見つけつつ続けていこうとは思うんですが、


「A」→「Z」という順番でやっていくと
地味にしんどいことがよく分かったんで

今後は順番にこだわらず、好きなバンドをランダムに
紹介していこうかな



…と思ったんだけどそれだとA to Zの意味がないっすね。


二周目もそのまま継続してやります。よろしく。



あ、リクエストなんかも大歓迎ですよ。

見てる人はコメントどんどん残していくように。


ま、3人ぐらいしか見てくれてないんだろうけどねっ。

飲んだくれレスポール大魔王

Book of ShadowsBook of Shadows
Zakk Wylde

曲名リスト
1. Between Heaven and Hell
2. Sold My Soul
3. Road Back Home
4. Way Beyond Empty
5. Throwin' It All Away
6. What You're Look'n For
7. Dead as Yesterday
8. Too Numb to Cry
9. The Things You Do
10. 1,000,000 Miles Away
11. I Thank You Child
12. Evil Ways
13. The Color Green
14. Peddlers of Death

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


悪いけど、おれにとってのザック・ワイルドとは
PRIDE & GLORYであり、そしてこのソロアルバムなのです。



ジェイク・E・リーの後任ギタリストとして
オジー・オズボーンに見出され、

88年に『NO REST FOR THE WICKED』で表舞台に登場、
以降OZZY OSBOURNE BANDには欠かせないメンバーとして活躍。


いまやメタル界/ギタリスト界において
確固たる地位を築いたと言ってもいいザックですが、

オジーのもとでとことんヘヴィなリフを弾きまくる一方で
それとは少々趣の異なるソロ・プロジェクトにも着手。


その第一弾が94年のPRIDE & GLORYであり、

ジャミング主体のハード・ロックを展開する音楽性は
まさに「現代のCREAM」 「現代のTHE ALLMAN BROTHERS BAND」
といった感じ。

これは相当にカッコいいです。


ザック・ワイルドという男は
BLACK SABBATHから多大な影響を受けているのと同時に
サザン・ロックも自らの重要なルーツとしていて、

PRIDE & GLORYでは後者の影響が色濃く出ているように思います。



そして第二弾、今度はソロ名義で発表したのが
『BOOK OF SHADOWS』。


このアルバムはアコースティック主体となっていて、
サザン・ロックの影響が感じられるという意味では
前回のPRIDE & GLORYと共通するところがあるんですが、


PRIDE & GLORYがジャム主体であったのに比べこちらは
ザック本人が言うように
「サウンド・プロダクションに重きをおいたアルバム」。

なので多少ベクトルが違うんですけど、
しかしながらこれがまた素晴らしい!


無駄にリキむことなく
素直に“良い曲”にこだわったプレイをしており、
いかにもアメリカな感じの仄かな哀愁が非常に切ないです。

捨て曲なし!

アコースティック主体といっても前述したように
かなり凝った曲作りをしているので、
最後までダレることなく一気に聴けますね。


要所要所ではザックお得意のソロも炸裂。弾きまくっております。

特に“Sold My Soul” “1,000,000 Miles Away”あたりの
ソロは本当に素晴らしいですね。

この人のギターは最高だなぁとしみじみ感じます。

これだけ巧くて個性も圧倒的なギタリストはそうそういませんよ。


ダイムバッグ・ダレルと並んで
「最後のギター・ヒーロー」なんじゃないでしょうか。



そしてザック本人の歌唱がこれまた素晴らしい。

ギターばかり注目されがちですけど
ザック・ワイルドはかなり歌の巧い人です。

すごくソウルフルで胸にしみるヴォーカル。
声質もカッコいいですね。


おれは4曲目の“Way Beyond Empty”が大好きなんですが、
この曲こそヴォーカリスト(&ソングライター)としての
ザックの真骨頂だと思います。

哀愁溢れる名曲ですな。聴くたびに泣ける。



ちなみにこのアルバムでベースを弾いている
ジェイムズ・ロメンゾですが、
つい先日MEGADETHに加入したらしいです。

巧い人なのでまぁ問題ないんじゃないでしょうかね。

PRIDE & GLORYで弾いてるのもこの人ですが、
個人的にはぶっちゃけエレフソンよりも好きなベーシストですね。




この後ザック・ワイルドはプロジェクトの名義を
BLACK LABEL SOCIETYに変更、

オジーとの活動を続けるかたわら
BLSとしてとことんヘヴィな音楽性を追求する道を選び

それが軌道に乗って現在に至ると、
まぁこういうわけなんですが


個人的には、BLSにあまり魅力を感じないんですよね。
いやカッコいいとは思うんだけど、

ヘヴィなのはもう十分だろ、という感が正直あります。


PRIDE & GLORYとか『BOOK OF SHADOWS』でのザックの方が
断然好きですね、おれは。

あのヘヴィ一辺倒はかなりきついものがあるので…。
ヴォーカルもすっかりオジー声になっちゃったしなぁ…。



BLSはもういいからこの頃の音楽性に回帰してほしい!
と思うのはおれだけ?



PRIDE & GLORYと『BOOK OF SHADOWS』は
メタルとかハード・ロックとしてどうとかいうより

単純にロックとしてカッコいいので
先入観を捨ててぜひ聴いていただきたいと思います。


この頃はまだザック痩せてるしね! 関係ないか。

1973年の追憶

YessongsYessongs
Yes

曲名リスト
1. Opening (Excerpt from Firebird Suite)
2. Siberian Khatru
3. Heart of the Sunrise
4. Perpetual Change
5. And You and I
6. Mood for a Day
7. Excerpts from The Six Wives of Henry Ⅷ
8. Roundabout

1. I've Seen All Good People
2. Long Distance Runaround/The Fish (Schindleria Praematurus)
3. Close to the Edge
4. Yours Is No Disgrace
5. Starship Trooper

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


1973年というのは実にすさまじい年なのであります。


この年に発表された作品を列挙していくと

PINK FLOYD 『THE DARK SIDE OF THE MOON』 にはじまり
KING CRIMSON 『LARKS' TONGUES IN ASPIC』
EMERSON, LAKE & PALMER 『BRAIN SALAD SURGERY』
GENESIS 『SELLING ENGLAND BY THE POUND』
RENAISSANCE 『ASHES ARE BURNING』
MAHAVISHNU ORCHESTRA 『BIRDS OF FIRE』
GREENSLADE 『BEDSIDE MANNERS ARE EXTRA』
JETHRO TULL 『A PASSION PLAY』
リック・ウェイクマン 『THE SIX WIVES OF HENRY Ⅷ』 などなど、


さらに欧州では

P.F.M. 『PHOTOS OF GHOSTS』
OSANNA 『PALEPOLI』
LE ORME 『FELONA E SORONA』
AREAの1st
BANCOの3rd
MAGMA 『MEKANIK DESTRUKTIW KOMMANDOH』 他、


はたまたハード・ロックに目を向ければ

LED ZEPPELIN 『HOUSES OF THE HOLY』
BLACK SABBATH 『SABBATH BLOODY SABBATH』
FREE 『HEARTBREAKER』
NAZARETH 『RAZAMANAZ』
そしてQUEENやAEROSMITH、MONTROSEがデビューと、


まーすごいねすごすぎて笑いが止まらないぜってな時代。

この年のベストアルバムを選ぶのは
さぞかし大変だったことでしょう。


特にプログレに関しては
まさに最盛期といっても過言ではないと思います。



そしてこの頃絶頂期を迎えていたYESは、
同年にライヴ盤『YESSONGS』を発表。

2枚組み(発売当時はレコード3枚組み)というヴォリュームで、
それまでの集大成的内容となっております。

前年に発表した奇跡の大傑作『CLOSE TO THE EDGE』に伴う
ツアーの音源から収録。



YESというバンドは、作品を年代順に聴いていくと(特に70年代)
その音楽的発展・変化が明確に分かったりして
かなり興味深いんですが

特に3rd 『THE YES ALBUM』から4th 『FRAGILE』、
そして5th 『CLOSE TO THE EDGE』までを一気に聴くと面白い。

『CLOSE TO THE EDGE』がいかにすごいかがよく分かりますね。


その『CLOSE TO THE EDGE』で
自分たちのスタイルを完全に確立した時期のライヴだけあって、
さすがに素晴らしい内容です。

メンバー全員がプログレ界屈指の技巧派ゆえに
あの複雑な構成の曲を余裕で再現。

その演奏力の高さももちろん目を見張るんですが、それよりも
スタジオアルバムで感じられるダイナミックな雰囲気が
ライヴでも失われていないところが一番すごいと思いますね。


オープニングのストラヴィンスキー“火の鳥”から
“Siberian Khatru”へと雪崩れ込み、
“Heart of the Sunrise”が続くという構成はあまりにも劇的。

これは興奮しますよ。
ライヴバンドとしてのYESの素晴らしさがよく表れています。

“Yours Is No Disgrace”なんかはスタジオヴァージョンよりも
良いんじゃないでしょうか。


他にも、自分のソロアルバム曲をアレンジし直した
リック・ウェイクマンのソロなど聴きどころは満載。

まぁ曲によっては多少荒いかなと思うものもあったりしますが
(“Close to the Edge”はスタジオヴァージョンの方が良いかも)

その辺も逆にロックバンドらしくていいんじゃないですかね。



YESのライヴ、特にインストパートを聴いてると
DEEP PURPLEとそんなに変わんねぇなぁと感じたりもする。

ハード・ロックとプログレッシヴ・ロックという
別ジャンルに属するバンドだと思われてますけど

根っこの部分は結局同じなのです。

第Ⅰ期DEEP PURPLEなんてプログレと呼んでもおかしくないしなぁ。

ジャンル間の垣根が実際あまりないんですね70年代というのは。
いい時代だ。



ちなみに、ツアー中にドラムの
ビル・ブラッフォードが脱退してKING CRIMSONに行っちゃったので、

この『YESSONGS』で聴ける音源のほとんどは
後任のアラン・ホワイトが叩いてます。

“Perpetual Change” “Long Distance Runaround / The Fish”が
ブラッフォードのプレイだそう。



『FRAGILE』 『CLOSE TO THE EDGE』なんかを聴いて
YESっていいなぁ、と感じた人は次にぜひこれを聴いてください。


もちろん『RELAYER』も忘れずに。

頭文字「X」のバンドなんて持ってねぇ


うん、つまりはそういうことなんだ。申し訳ない。



なかなかいないよね、「X」ではじまるバンド。
XTCとかいるけど聴いたことないしなぁ。


X(YOSHIKIさんのアレね)に関しては残念ながら
おれはまったく通過していないので…。


某ドラマーが選曲・編集・作成してくれたベスト盤しか
まともに聴いたことがありません。ごめんなさい。

(ちなみにあの中では“I'll Kill You” “Vanishing Love”
“Rusty Nail” “オルガスム” あたりが好きです > 某ドラマー)



東欧とか北欧のプログレバンドに
たくさんいそうな感じはするんですけどねぇ。


次回までに探しておきます。
まだまだ勉強不足だなおれも。

あいらぶすらっしゅめたる

Insult to InjuryInsult to Injury
Whiplash

Album Tracks
1. Voice of Sanity
2. Hiroshima
3. Insult to Injury
4. Dimentia Thirteen
5. Essence of Evil
6. Witness to the Terror
7. Bloodscars
8. Rape of the Mind
9. Ticket to Mayhem
10. 4 E.S./Pistolwhipped

See details at Amazon
by G-Tools


ほんとは1stを紹介したかったんだけど
どこ探してもジャケ画像がないので代わりに3rdを。

まぁわざわざ探すほどのジャケでもないんだけどさ。


さて、時代そしてジャンルを問わず言えることですが
良いものが必ずしも売れるとは限らないわけで、

世間的にほとんど知られてないようなマイナーなバンドが
実はびっくりするぐらいレベル高かったりすることは多々ある。


もちろんスラッシュ・メタルにおいても例外ではありません。
その中の一つがWHIPLASH。



こいつらはすごいです。クソ巧いです。

85年にトリオ編成として『POWER AND PAIN』でデビュー。
この時のドラマーはトニー・J・スカグリオンという人なんだけど、

この人、後にSLAYERからデイヴ・ロンバードが脱退したときに
引き抜かれたというエピソードがあります。
(結局すぐ辞めちゃうんだけどね)


それだけでもWHIPLASHというバンドの演奏能力の高さを
うかがい知ることができますが、
ドラムだけでなくギター&ベースもかなりすごい。


フラッシーでテクニカルなギターワーク、
リズム隊のオカズのセンスの良さなど、文句なしに一級品です。



1st発表後ドラムがジョーなんとか氏に交代(こいつもスゴ腕)、
2nd『TICKET TO MAYHEM』発表後に専任ヴォーカルを入れたりした後

89年にリリースされたのがこの3rd『INSULT TO INJURY』。


音質が格段に上がってるということもあり
バンドのタイトさが非常に際立っています。

徹頭徹尾スラッシュ・メタルの実に素晴らしい作品。



個人的にはFORBIDDENあたりを多少思い起こすような音ですね。

そのFORBIDDENはもちろん、
四天王やジャーマン三羽ガラスと比べても
まったくひけをとらないクオリティだと思うし、

これぞスラッシュ・メタル!と言いたくなりますが、



しかし個人的嗜好からちょっと離れて考えてみると

WHIPLASHに限らずこの手のバンドがなぜB級扱いされるのか、
なんとなく分かってしまったりするのも事実であります。


捨て曲無しと言っていいだろうし
アルバム全体として文句なしに相当カッコいいんですけど、
なんというか

WHIPLASHと言えばこの曲だろ!的な“決め”の曲が
無いように感じるんですよね。


あえて言うなら1曲目の“Voice of Sanity”とか
1stの“Stage Dive”あたりが代表曲なんだろうけど、

それでも他の曲に比べて際立っているかと訊かれれば…
う~ん、微妙なところだなぁ。


それが良い悪いとかでは決してないんだけどね。

ましてスラッシュ・メタルというジャンルにそういう論議を
当てはめるのは適切でないとは思うんですが、



ただ『MASTER OF PUPPETS』とか『REIGN IN BLOOD』が
どうしてあそこまで大きな存在でいるのか、ってことを考えたとき

両方ともアルバムとして完璧であると同時に

前者は“Battery”とか“Master of Puppets”、
そして後者は“Angel of Death”という絶対的な名曲があるってのが
結構重要な点なのではないかと。


“圧倒的にすごい1曲”があるかないか。

その辺が大物とB級を分けているような気がしますね。
ジャンルに限らずね。




まぁでも繰り返しになりますが
だからといってダメというわけでは全然無いので誤解のなきように。

スラッシュを追求しようとする人間にとっては
避けて通れないバンドだと思います、WHIPLASH。



んで、この3rdもかなりの傑作なんですが
おれとしては正直1stをおすすめしたい。

1stの激烈さ、これがもう半端なくカッコいいんでね。


3rdも最高なんだけど、ちょっとおとなしくなってる感じが…。
タイトなスラッシュという意味では最高なんだけど。

ただやっぱり1stのすさまじいインパクトに比べると
多少物足りないかもしれない。



なので今回は初期WHIPLASHを紹介、ということで。

現在1stは2ndとの2in1で発売されているので
探してみてください。輸入盤です。



いやーしかしこのジャケはひどいな。

でも1stはもっとチープです。萎えます。

『P.U.L.S.E.』DVDはいつ出るの?

プログレッシヴ・ロックというジャンルは
いかんせん底無し沼なので、

ちょっと気になっているバンド、または
「あのアルバムってどうなんだろ?」的な作品があっても
なかなか容易には手が出せないのが貧乏人の現実です。


せめて1曲ぐらい聴ければバンドの雰囲気がつかめるんだけど、
プログレ専門店ってたいがい試聴器置いてないんだよね…。



あ~音聴いてみたい! でも冒険するような金もない!


そんな貴方にはこのサイト↓

PROG ARCHIVES


いろんなプログレバンドの曲が聴けますよ!
そしてなぜかメタルもあります。


ここでリサーチしてから買いに行くのもいいかもね。
ネット社会って素晴らしい。


とりあえずおれは
BEGGARS OPERA、PENDRAGON、CAMELの最近のアルバム、
そしてARTI & MESTIERIを早急に買おうと思いましたです。


いや~フリオ・キリコって気持ち悪いぐらいすごいね

どうやらダグもレブもまだいるらしい

WHITESNAKE来日が正式決定しましたよ、カネオくん。

http://www.creativeman.co.jp/060106pages/white.html

大胆なツアー日程ですねぇ。
新潟とかまで行っちゃって…そんなに売れるの?


東京は前回と同じく国際フォーラムですな。
あとパシフィコ横浜。

ん~個人的にはフォーラムの方が音が良かったように思うので
行くならそっちかな…。

しかしこのメンツで8000円はちょっと高すぎないか

開会式

元GENESISのピーター・ガブリエルが出てましたね。

さすがプログレ王国いたりー。

まあ歌ってたのは“Imagine”だったけど。


閉会式でPFMとか出てくれないかな。

またKISSだったりして。

Only Time Will Tell

ASIAがオリジナルメンバーで再結成するそうな。

CD&DVD製作+ワールドツアーだって。
バンド結成25周年なんだって。

ウェットンとハウの仲はどうなってんでしょうか。


日本に来るときに
ヴォーカルがグレッグ・レイクになってたらウケるよね。

またかよ!って感じで。

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。