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現代プログレに酔いしれる

昭和女子大学人見記念講堂で
PORCUPINE TREEを観てきたよ!


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三田祭とお台場アフロ団

まずはおととい見にきてくれた
のぶさん、しんやさん、たくやさん、ようすけさん、
どうもありがとうございます!


一緒にバンドを組んでくれたメンバー諸氏と
出演させていただいた慶應義塾大学い軽音の皆様にも心から感謝!



ぶっちゃけ風邪ひいてて熱が8度5分ぐらいあったので
演奏についてはほとんどおぼえてないんですが
とりあえずめっちゃ楽しかったです。


ANTHRAX最高。弾いてて超気持ちいい。


スラッシュは単純な音楽なのかもしれないけど、その単純に
頭振ってテンションあげれるってとこがたまらんのですよ。


やっぱりおれはメタルが好きなんだなあと思った。
うん、おれはヘヴィ・メタルが大好きだ!



まぁメタルコアとかいろいろあるけど
サークルによってカラーが違うのもまた面白いよね。


それにメタルが好きな人は本当に音楽が好きな人が多いと思う。

技術も高いし。いろいろ刺激になりましたですよ。


そんなこんなで今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

お疲れさまでした!







で、22日にZEPP TOKYOでTHE MARS VOLTAを観たので
その感想をついでにちらっと。



客の入りが意外と少ないのにまずびっくり。

最初は後ろでまったり観るつもりだったけど
前の方でも余裕で観れそうなので前の方に行く。


開演近くになるとさすがに人も増えたけど
それでも身動き取れないほどではなかったです。

そしてほとんどが若い客だった。
ロッキンオン系の人たちでしょうか。



ライヴ自体はすごくおもしろかったです。



新曲2曲をまずやってそのあと
新作から“Viscera Eyes” “Day of the Baphomets”という

約100分で計4曲(たぶん)という構成。



リズム隊とパーカッション2人のすごさが印象的でしたね。

特に新ドラマーがすさまじかった。
あの人は正式メンバーなんでしょうか。


ステージ上手にいたキーボードの音はあまり聴こえなくて
それがちょっと残念だったな。



新曲の2つ、特に2曲目はインプロ色が強くて
ギターのオマーが展開を主導しつつ即興で音を重ねていく感じ。

たぶんアルバムに入るときには
また多少変わってくるんじゃないかと思います。



即興的な2曲を前半にもってきて
後半に比較的構築性のある2曲、という流れだったので

正直途中でちょっと眠くなってしまいました。


後半のどっちかを頭にもってくれば
さらに良かったんじゃないかな、というのが個人的な感想。



ノりやすい曲ではまったくないので周りの人たちも
とにかく大騒ぎ、というよりは
各自トリップして自分の世界で楽しんでる感じでした。


いつも行くライヴとは違った雰囲気で新鮮だったね。

ロックT着てる人もほとんどいなかったような。



でもこのバンドをプログレとして聴いてる人は
たぶんあの中にはあまりいないんだろうなあ。

まぁジャンルなんてどうでもいいことなんですが。



あと、バンドの力量はものすごいんだけど
ライヴは多少淡白な感が否めなかったので
(そういうものだと言われれば返す言葉がないが)

もうちょっと爆発的な部分が欲しいなーとちょっと感じた。



まーしかしこういう音楽が売れたり注目されたりしてるのは
すごくいいことですよね。


なんだかんだ言っても観ておいてよかったです。

おもしろかった!

永遠の逃避行

BraveBrave
Marillion

曲名リスト
1. Bridge
2. Living With the Big Lie
3. Runaway
4. Goodbye to All That
5. Hard as Love
6. The Hollow Man
7. Alone Again in the Lap of Luxury
8. Paper Lies
9. Brave
10. The Great Escape
11. Made Again

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「自分の棺桶に入れるアルバムを10枚選べ」

と言われたら相当悩むけど、このアルバムは確実に入るでしょう。


間違いなくMARILLIONの最高傑作であり、不朽の超名盤。



さて、一般的には「MARILLIONと言えばフィッシュ」ですが、

フィッシュ在籍時とそれ以降とでは音楽性がかなり違うので
それぞれ別物として捉えたほうがいいんじゃないかとおれは思う。


70年代末期のプログレ衰退→パンク隆盛→ハードロック復興
という英国ロックシーンの流れの中で
80年代初期にデビューしたMARILLIONは、

プログレにハードなギターを加味させた音像でもって
「ネオ・プログレ」 「ポンプ・ロック」と呼ばれる
新世代プログレブームの旗頭となりました。


よく言われるのが
“GENESISとハードロックの融合”という表現ですね。


まあフィッシュ期について詳しくは省略しますが
その時代のMARILLIONなら
85年の3rd『MISPLACED CHILDFOOD』を聴きましょう。

これが一番良いです。
通常、バンドの代表作とされているのもその3rd。


が、87年の4th『CLUTCHING AT STRAWS』を最後に
バンドの顔的存在であるヴォーカルのフィッシュが脱退。


後任として加入したのがスティーヴ・ホガース。


ホガースMARILLIONとして再出発、
『SEASONS END』 『HOLIDAYS IN EDEN』の2枚を経て
94年に発表されたのがこの7th『BRAVE』であります。



はっきり言って、わかりやすいアルバムではありません。

普段ハードロックとかメタル聴いてる人、
フィッシュ時代からMARILLIONに入った人なんかは
最初はなかなかハマれないと思う。

おれも初めて聴いた時は良さがよくわかりませんでした。


でもせめて10回は聴いて欲しい。

いったんアルバムの素晴らしさに気づくと
それ以後、聴くたびに感動があるね。



スティーヴ・ホガースという人は
前任者とはまったくタイプの異なるヴォーカリストで、

フィッシュが良くも悪くも非常にアクの強い歌い手だったのに対し
ホガースはとても繊細な声をしています。

裏声をたびたび使ったりもする。


『OK COMPUTER』しか聴いたことないので適当な感想だけど、
RADIOHEADのトム・ヨークに通じる歌い方、という意見は
ああなるほどなと思う。

実際別のアルバムで“Fake Plastic Trees”のカヴァーが聴ける。


フィッシュのインパクトのあるヴォーカルに比べると
最初は少し頼りなさげな印象をホガースに抱いてしまいますが、
決してそんなことはなく、声の芯がしっかりとある人です。

歌唱力もかなり高いし、少なくともフィッシュよりは上手い。



そしてサウンドだけど、これまた
フィッシュ期のハードロックに通じる音とはうってかわって
よりしっとりと落ち着きのある感じ。

そのサウンドの中で切々と歌い上げるホガース。


「静」のドラマティシズム、
という表現が似合うのではないでしょうか。

ゆえになかなかピンとこない音楽ではあるけど
一度ハマったらやばい。


なにかとGENESISを引き合いに出されて語られるMARILLIONですが、
ホガース加入以降はむしろPINK FLOYD的な音なのではと感じます。


『BRAVE』はコンセプトアルバムということもあって
ホガース期のほかのアルバムと比べても
割とスペイシーで幽玄な曲が多いんですが、

その分、時おり激情に駆られて歌うホガースや
スティーヴ・ロザリーのギターが非常に感動的。


ロザリーの泣きメロは本当に素晴らしい。

特に“Runaway” “The Great Escape”でのソロは号泣もの。


なぜにこの人はこんなに知名度が低いのか。
その辺のメタルギタリストのメロよりも
断然質が高いと思うんですが。


音色も最高。

デイヴ・ギルモア、ニール・ショーン、スラッシュ、
そしてスティーヴ・ロザリーの4人が

おれの中で「ソロ時のギタートーン四天王」ですね。



12分の中でドラマティックに展開する“Goodbye to All That”、
比較的ハードな“Alone Again in the Lap of Luxury”
あたりがハイライトですが

圧巻なのはラスト2曲。


ホガースの鬼気迫る歌唱とロザリーの素晴らしすぎるギターソロが
クライマックスを演出する“The Great Escape”、

ダークな葛藤に満ちた作品の中で
最後に一筋の光を与えてくれるような“Made Again”。

この流れがたまらなく美しい。完璧すぎ。



音楽っていいな、と本気で思えるアルバムです。

シンフォニック云々じゃなくあらゆる音楽好きにおすすめ。



あまりに完成度が高すぎる『BRAVE』をつくった後のMARILLIONは
もう少しポップになり(フィッシュ期のポップ性とは別)、

ここまで濃密なアルバムを作ってはいませんが
しかしどれも良いアルバムなので聴いていただきたい。


特に最新作の『MARBLES』(2004年)は
『BRAVE』を想起させるコンセプトアルバムで傑作だと思います。

徹底的に「陰」な『BRAVE』に比べると若干「陽」ですが。



あと『MADE AGAIN』という2枚組ライヴ盤のDisc 2で
『BRAVE』の完全再現をやっています。

もちろん最高だけど、いかんせん完璧すぎるので
あんまり面白みはないかも。

Disc 1でホガースが歌う
“Kayleigh” “Lavender”が聴けるのでそれがポイントかな。

“Easter” “Beautiful” “Cover My Eyes”といった
ホガース期の名曲も収録。



というかこのバンド、自費出版なのかどうかしらないけど
シングルやらライヴ盤やら新装盤やらがやたら多いんだよね。

  オフィシャルサイトのディスコグラフィー
→ http://www.marillion.com/music/index.htm

  分かりやすいディスコグラフィーはWikipediaで
→ http://en.wikipedia.org/wiki/Marillion

なかなか店にも置いてないのでフォローしきれません。



とりあえずは『BRAVE』を。

これはもうなんでもいいからとにかく聴いてくれ。


心の底から感動したければ、
夜中に部屋を真っ暗にしてヘッドフォン大音量で聴くべし。


ブックレットはこの言葉で締めくくられています。

Play it Loud with the lights off.

今なにやってんでしょうか

Dangerous CurvesDangerous Curves
Lita Ford

曲名リスト
1. Larger Than Life
2. What Do Ya Know About Love
3. Shot of Poison
4. Bad Love
5. Playin' With Fire
6. Hellbound Train
7. Black Widow
8. Little Too Early
9. Holy Man
10. Tambourine Dream
11. Little Black Spider

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おれはLAメタルが大好きですが、
RATTやDOKKEN、POISONあたりの有名どころよりも

WINGER、GREAT WHITE、VIXEN、W.A.S.P.などの
「商業的には2軍」バンド勢の方が好きなんですね。
(MÖTLEY CRÜEは別格として)


実際そういったバンドの方がいい曲書いてると思うし。

まぁB級だったらなんでもいい、ってわけじゃないけど。


で、そんなLAメタルブームの中にあって
B級という言葉が最もふさわしい、
もうほとんど一発屋に近い存在なのがリタ・フォードです。



この人は“元祖ガールズロックバンド”THE RUNAWAYSで
リードギターを弾いてたお方です。


1979年にバンドが解散した後、
同僚のジョーン・ジェットが硬派ロックンロール路線を
追求していくのに対し、リタはアリーナメタル路線を選択。


どぎついメイクで『OUT FOR BLOOD』 『DANCIN' ON THE EDGE』の
2枚を出しますがいまいちパッとせず。

(ちなみに後者のベースが現BON JOVIのヒュー・マクドナルド、
 ドラムがその後OZZY~MÖTLEY CRÜEの故ランディ・カスティロ)



ここでレコード会社を変え、
マネージャーにシャロン・オズボーンがついたことで状況が好転。

メイクを軽くして楽曲もポップ化、ついでに整形までして発表した
1988年の3rd『LITA』が時流に乗ってスマッシュ・ヒット。


全米12位までいった“Kiss Me Deadly”、
MOTÖRHEADのレミーと共作した“Can't Catch Me”、
MÖTLEY CRÜEのニッキーとの共作“Falling in and Out of Love”
(リタは当時のニッキーのカキタレ)

などを収録、そしてなんと言っても
オジー・オズボーンとのデュエット“Close My Eyes Forever”が
全米8位になる大ヒット。


PV等でのセクシーお色気戦略も功を奏し
(“Kiss Me Deadly”はTバックでギターを弾きまくるビデオ)
見事「LAのセックス・シンボル」としての地位を確立。


ニッキーのほかにもW.A.S.P.のクリス・ホルムズ、
BLACK SABBATHのトニー・アイオミなんかと浮き名を流します。



そういうわけで当然『LITA』がこの人の代表作とされており、

確かに“Close My Eyes Forever”は
ゲストなのに半分以上を歌ってしまうオジーが笑えるものの
LAメタル屈指の哀愁に満ちた名バラードだと思います。



ですが個人的には、アルバム全体で見ると
この『DANGEROUS CURVES』の方が良いと思う。


88年の『LITA』に始まり90年の『STILETTO』、
そして91年の『DANGEROUS CURVES』が
リタのLAメタル三部作だと言える内容です。


91年ともなるともはやLAメタルも斜陽の時期を迎えていたので
『DANGEROUS CURVES』もまったく売れなかったようですが、

“捨て曲無し度”は『LITA』よりもこっちの方が上。


“Larger Than Life”や“Shot of Poison”なんかの
シングルになった曲も良いし、
“Bad Love” “Playin' With Fire”もなかなか。

とりわけ“Little Too Early”が素晴らしい。


ここまでくるとLAメタルというよりメロハーもしくは
ハード・ポップと言った方がいいような曲調ですが、

そもそもその辺の境界ってすんげえ曖昧だからね。

もしBON JOVIがニュージャージー出身ではなくLAのバンドだったら、
間違いなくLAメタルと呼ばれていたでしょう。



ま、はっきり言ってリタ・フォードは歌もギターも
とりたてて上手いというわけではないし、音も軽いです。

『LITA』だけそこそこ売れた一発屋という認識は、まさにその通り。

後続に与えた影響なんてたぶん皆無でしょう。
だからこそB級なわけで。


そういった軽薄さがLAメタルが嫌われる要因なんだろうし、
それはよくわかる。

でもまあ、いいじゃん別に。こういうのがあっても。
ルックスだけじゃなくてちゃんとフックのある曲を書いてるから
偉いと思いますよ。


ということで『DANGEROUS CURVES』は
LAメタルの隠れた名盤、と勝手にプッシュしときます。


それにしても“Little Too Early”だけ
ずば抜けて良いなあ…と思ってクレジットを見ると

作曲がジョー・リン・ターナーでした。納得。

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