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Frequency Drift - Last

LastLast
Frequency Drift

1. Traces
2. Diary
3. Merry
4. Shade
5. Treasured
6. Last Photo
7. Hidden
8. Asleep

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ドイツのクロスオーヴァープログレ、前作から2年ぶりの新譜。

2008年のデビュー以降、コンスタントにアルバムを発表しているバンドの
6th(企画盤「SUMMER」を除く)です。


バンド自ら"Cinematic Music"と謳っている通り、
ダークでメランコリックで幽玄な情景を想起させるプログレを特色としていて
過去作も高い評価を受けてきたFREQUENCY DRIFT、
今回もそのクオリティの高さが遺憾なく発揮されていて文句無しの名盤。


このバンド、とにかくメンバーが流動的で、核となる
Andreas Hack(Key)
Nerissa Schwarz(Harp、Mellotron)
以外のメンツはほぼアルバム毎に異なる感じなんですが
今作ではなんとギターにMartin Schnella、VoにMelanie Mauを起用。


Martin Schnellaは当ブログでも紹介したSEVEN STEPS TO THE GREEN DOOR
FLAMING ROW他で活躍するドイツ人ギタリスト(というか何でも弾ける)。

そのMartinと公私ともにおけるパートナーでもあるMelanie Mauについても
先日ご紹介した通り。


個人的に非常にプッシュしてる二人、という贔屓目を除いても
本アルバムにおける両者の活躍は素晴らしい。

特にMelanieのパフォーマンスは白眉。

ヘヴィで暗鬱な音像の中に降り注ぐクリアで美しい、それでいて
憂いと哀しみを湛えた歌声には心が震えます。
時にダークな声色を使い分ける表現力も聴きどころ。


Melanieの歌唱とMartin Schnellaのギターソロが感動的なシンクロを見せる
6曲目のLast Photo、ドラマティックに展開する最終曲Asleepが
本作のハイライトでしょう。


前作「OVER」や3rd「GHOSTS」、4th「LAID TO REST」も傑作であり
路線としては何も変わってはいませんが、
Martin&Melanieの加入によって今回明らかにクオリティがアップしていて
間違いなく過去最高傑作。


欧州ならではの暗鬱で美しいメロディが堪能できる本作、超おすすめです。









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Anthrax - For All Kings

For All Kings/digipakFor All Kings
Anthrax

曲名リスト
1. You Gotta Believe
2. Monster at the End
3. For All Kings
4. Breathing Lightning
5. Suzerain
6. Evil Twin
7. Blood Eagle Wings
8. Defend/Avenge
9. All of Them Thieves
10. This Battle Chose Us!
11. Zero Tolerance

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やたら前評判が高かった割には
うーんそんなにでもないかな…ってのが3周聴いた上での印象。


ざっくり言うと前半は並で後半になるとやや持ち直す、って感じだ。

ミドルテンポ気味の曲が続くアルバム前半は正直
流れとしてあまり練られていないような気がする。


Joey Belladonnaはがんばってるけど歌メロがやや一本調子なのが
気になるし(歌メロ作ってるのはFrank Belloらしいが)、
リフがそれほどおもしろくないのがちょっと痛い。

ラジオフレンドリーなBreathing Lightningにしても、
どうせなら「WE'VE COME FOR YOU ALL」のSafe Homeみたいに
もっと振り切っちゃえばいいのに、と感じてしまう。


それぞれ単曲で聴くとそれほど悪くないし
前作のFight 'em 'til You Can'tみたいに
ライヴでカッコよさが増すようなタイプの曲だとは思うけど、
流れとして繰り返し聴くのはちょっときついかな…と。

「PERSISTENCE OF TIME」のA面に近いかなって感じですね。



一方で7曲目以降は良い曲が続く。
特にBlood Eagle Wingsのドラマティックなギターソロは素晴らしい。

全編通してそうだけど、今回から参加しているSHADOWS FALLの
Jon Donaisがとっても良いパフォーマンスを見せている。
歴代リードギタリストの中で一番かもしれない。

続くDefend/Avengeもライヴでの合唱を誘いそうな
いい感じのグルーヴメタルだし、
All of Them Thieves後半やThis Battle Chose Us!後半の
疾走パートもカッコいい。

んで最後は激速スピードチューンのZero Torelance。
うおーこれだよこれ!って感じですね。
純粋なスラッシュメタルがこれ1曲だけってのも若干寂しいですが。


てな感じで前半さえ耐えれば聴後の印象はけっこう良いアルバムです。



特に目新しいことは何もやってないし、
「さすがの大御所!」的な貫禄と説得力に溢れているわけでもないので
ぶっちゃけ「いつものANTHRAX」以上でも以下でもないと思いますが、
まあ前作よりは良いかなと。



正直ここ20年ぐらいのANTHRAXは、ちょっとシリアスすぎると思う。

速い曲をもっと作れとは言わないけど、このバンドの魅力だった
「軽快さと脱力感とバカバカしさ」がもっと欲しい。


Charlie Benante/Scott Ianがかっちょいいリフを作ってくれれば
別にそれでいいんですけど、まああまり期待できないのでね…。

「ATTACK OF THE KILLER B'S」的なアルバムを作るか、
もしくはS.O.D.を復活させるかして昔の勘を取り戻してほしいな。
(って新譜出るたびにそう思うけど)













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