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Top 25 Albums of 2012

ということで定番のやつやりまーす。
2012年ベストアルバム25。


1. MARILLION - Sounds That Can't Be Made

今年の1位はこれしかないですよ!

2004年の「Marbles」後、おとなしめの大御所モード作品が続いていた中
まさかここまで緊張感溢れる本気アルバムを出してくるとは思わなかった。

人類史に残る大傑作「Brave」には及ばないまでも、
「Marbles」と同等あるいはそれ以上の出来を誇る名盤。
全編にわたってスティーヴ・ロザリー必殺泣きのギターが冴え渡る。

スティーヴ・ホガースの歌唱、マーク・ケリーの音使いも相変わらず絶品。

特に1曲目のGazaは、諦念と希望が絡みあう歌詞が音楽とシンクロしていく様が
鳥肌モノ…とか書いてると長くなっちゃうのでやめますが、
こうやってついつい語りたくなるアルバムが「名盤」なんだなあと思いますねえ。

http://www.youtube.com/watch?v=Z5VKmyDEF6U


2. LIONVILLE - II

デビュー作が素晴らしかっただけに、(あれ以上のアルバム作れんのかよ…)っつー不安があったんですが、イントロ3秒で見事に粉砕させられました。
1曲目サビまで聴いた時点で思わずガッツポーズをキメたくなる、そんなアルバム。

今年のメロディック系はジミ・ジェイミソン、PRIDE OF LIONS、GOTTHARDあたりも良かったけどこれを出されると勝てねーよな。

動画観る限りだとライヴも良さげ。来日して!

http://www.youtube.com/watch?v=Xiax1f54nhA


3. COMUS - Out of the Coma

4曲しか入ってないEPですが、衝撃度が高かったので。
伝説のアシッドフォークバンド復活作。

41年前の1stに入っててもまったく違和感無い曲ばかり。
キチガイっぷりが何一つ変わってないのがすごすぎ!
聴いてて時間感覚が無くなってくるところも昔のまんまだった。

アコースティック楽器のみで精神的ヘヴィネスを表現する、って点では
このバンドが世界最狂だと思うのよね。来日公演行けなかったのが悔やまれる…。

http://www.youtube.com/watch?v=gW-USL0EHjQ


4. ANATHEMA - Weather Systems

ゴシックメタルやってた初期の頃はまったく興味無かったんだけど、
Kscopeに移籍してからいきなり現代プログレの重要バンドに変貌した感がある。
ここまできちゃうとジャンル関係ないけど。

前作「We're Here Because We're Here」や企画盤「Falling Deeper」の
流れを汲んだ、美麗サウンド&世界観に酔いしれ耽溺できるアルバム。

繊細なタッチで、でもがっちりと、心を鷲掴みにされる。みたいな。

http://www.youtube.com/watch?v=JrgrEkhudfo


5. STEVE HACKETT - Genesis Revisited II

16年ぶりのGENESISセルフカヴァー集第二弾。例によって超豪華メンツ。

まあ言っちゃえば過去の遺産なんだけど、ピーガブもフィル・コリンズも
ラザフォードもトニー・バンクスも今や絶対に演奏してくれないGENESIS名曲群を
素直に掘り起こしてくれるハケット先生に、我々は感謝しなければならない。

OPETHミカエル、サイモン・コリンズ(フィルの息子)、TRAIL OF DEADコンラッド、ハケット、元IT BITESフランシス・ダナリーがVoをつないでいくSupper's Readyがハイライトですかね。
特にミカエルの歌唱はOPETHのどの曲よりも良いと思いました。

http://www.youtube.com/watch?v=FtOg-CApS3o


6. KISS - Monster

ちょっと前まで「ライヴだけで十分稼げるのでわざわざアルバムを作ろうとは思わない」とか言ってたくせに
しれっと捨て曲無しの新譜を出してくるのは反則だよ!

シンプルでキャッチーでカッコいいハードロックを作ることにかけては
いまだに超一流の位置にいることをおっさん達は自ら証明してくれました。

フロント2人が還暦超えてんのにこのテンションとエネルギーの高さは何なんでしょうか。
音作りも良くて、ライヴ並の臨場感が聴けるって意味だとKISS歴代トップ作かも。

http://www.youtube.com/watch?v=ba7ZJnXQkEs


7. OVERKILL - The Electric Age

前作も今作もめっちゃくちゃ良いアルバムなのに全然話題にならないのは何故だ!
それ以前にOVERKILLの人気の無さっぷりはどうなってんだ!ぷんぷん!

TESTAMENTやDESTRUCTIONの最近のアルバムより
遥かにカッコいいと思うんだけどなあ。
つーかそのあたりの「重」な音作りしちゃってるスラッシュがおれは苦手で、
一方でOVERKILLやDEATH ANGELは「重」じゃなくて「剛」って感じなんだよね。

http://www.youtube.com/watch?v=Z-x-uyNeOsg


8. EIVØR - Room

デンマーク領フェロー諸島出身の女性ソロシンガー。
今年たまたま発見したアーティストなんだけど一発で気に入った。

エスニックなフォーク/ポップスで、とにかく声の深みと広がりがすごい。
ケイト・ブッシュにも通じるものがあってこういうの最高に好きですね。

10年以上活動してるベテランさんらしいので他のアルバムもチェックしていきたい。

http://www.youtube.com/watch?v=eSh_c7Ntahg


9. NAPALM DEATH - Utilitarian

有無を言わさぬブレなさカッコよさ。聴いてて爽快に感じるほど気持ちいい。

ジョン・ゾーンのゲスト参加って要素も一瞬で自分の血肉にしてるし、
大御所としての格はSLAYERと同じ域に達してると言ってもおかしくないと思うので
ぜひ来年のラウドパーク、メインステージのトリで出てほしい。

http://www.youtube.com/watch?v=d18F_2Z_v5s


10. HEART - Fanatic

「Jupiter's Darling」と「Red Velvet Car」を経て、HEART流オルタナサウンドは
このアルバムで熟成したと言えるんじゃなかろうか。
前二作で若干残ってた手探り感が削ぎ落とされ、焦点がビシッと絞られた印象。

80年台後期のきらびやかさとは違う次元にいるけど、この路線も好きです。
地味かもしれんがまったく飽きずに聴けるよ。

http://www.youtube.com/watch?v=zIoxpJtMe0E


11. VAN HALEN - A Different Kind of Truth

大方の予想を裏切るまさかの傑作を携えシーンにカムバック、
っつーカッコよすぎる復帰劇を見せた2012年最初の衝撃。

正直、デイヴ・リー・ロス在籍時の過去のどのアルバムよりも良いと思う。
しかしエディ・ヴァン・ヘイレンはやっぱり孤高というか、格が違うよな…。
(ああ、こういうギター弾いてみたい…!)と思わせるギタリストはそうそういないですよ。
単純なテクニックの話じゃなくてね。

http://www.youtube.com/watch?v=3WfQ-hV3WtA


12. BLESSED BY A BROKEN HEART - Feel the Power

1stの勢いはそのままに、曲のクオリティ・アルバムとしての充実度をレベルアップさせた理想的な2nd。

同じような80'sメタルリバイバル組だと、たとえばWIG WAMやSTEEL PANTHERあたりにはどこか皮肉というか冷笑というか、
「いやーバカやってっけどマジメなこともできるんだぜおれたち…」っていう下積みのあるベテランならではのちょっと冷めた感覚がたまに見えてしまうんだけど、
このバンドにはそれが無い。若いしね。そこがすごく好きなんだよね。迷いの無い突っ走り感というか。

現代アリーナメタルとして極上の一品。ギターの音が前面に押し出されてるのも◎。
発売後にVoが家庭の事情で脱退してしまったのが残念だ…。

http://www.youtube.com/watch?v=VK0nsWCSRkw


13. VISION OF DISORDER - The Cursed Remain Cursed

コアなファンってわけではないので詳しい評判は知らんのだが、
このアルバム超カッコよくないですか?カッコいいですよね?

ドロドロとまではいかないレベルで粘り気たっぷりのリフが突撃する感じがすんげえツボ。
ティムのVoもいいね。「Imprint」より好き。

http://www.youtube.com/watch?v=wQOsIid_XJg


14. STEVE HOGARTH & RICHARD BARBIERI - Not the Weapon But the Hand

スティーヴン・ウィルソンがOPETHミカエルと組んで話題性たっぷりに発表したSTORM CORROSIONは気合が空回りして見事にコケたが、
一方リチャード・バルビエリはMARILLIONのVoを相方に、秀逸なアルバムをひっそりと作り上げた。

ホガースの幽玄な歌唱とバルビエリの陰鬱なサウンドメイキングがお互いを殺さずに共存している、コラボレーションの好例。

MARILLION、PORCUPINE TREE両ファンにおすすめです。

http://www.youtube.com/watch?v=WTiiMEnzLXU


15. MOON SAFARI - Lover's End Pt. III: Skellefteå Serenade

現代北欧シンフォプログレ界で最も脂が乗っているバンドの新作EP。
24分超の表題曲1曲が収録されてるだけなんですけど(日本盤はPt. IとIIを一緒に収録)、その名曲っぷりがハンパないので。

汚れの一切無いサウンド・コーラスワークと、文句の付けようがないっす。
24分間、まったくダレさせずに聴かせる力量もさすが。

「煌めくメロディの宝石箱」「燦然と輝く旋律賛歌」「時代の混迷に対する美しきメロディからの回答」「哀愁そして叙情のオーラが天空を美麗に舞う」…など、
思わず往年のゼロ・コーポレーションによる恥ずかしすぎる帯タタキフレーズを使って形容したくなるぐらいだ!

来週の来日公演が楽しみ。ライヴ盤「The Gettysburg Address」も良かったね。

http://www.youtube.com/watch?v=Kc9WW1otKvg


16. CANNIBAL CORPSE - Torture

リフのカッコよさで言うと2012年最強は蟹工かもしれない。
デスっつーよりスラッシュメタルとして聴いてました。

あとギターサウンドのザクザク感が素晴らしいよねこのアルバム。
プロデューサーはエリック・ルータン。いい仕事してる。

http://www.youtube.com/watch?v=L1lqGR8UNqI


17. DIABLO SWING ORCHESTRA - Pandora's Piñata

大所帯ごった煮メタルバンドの3rd。
こういうキワモノ路線は一歩間違えるとすぐ飽きられちゃう危険性があると思うんだけど、そこんとこ上手くやってんのがすごいよね。曲凝ってるし。

この悪魔のおもちゃ箱的な感じ、デヴィン・タウンゼンドのBad Devilを思い出す。
邦題は「怪奇骨董音楽箱」でいいんじゃないかしら。

http://www.youtube.com/watch?v=m2mZVOd0jWY


18. TRIOSCAPES - Separate Realities

BETWEEN THE BURIED AND MEのベーシスト率いるジャズロックバンド。
ベース+ドラム+サックスというバンド形態、要所要所で歪みやアドリヴを挟んでくるところ、キメの多用、リズム隊の反復フレーズ、変拍子の使い方…といった点から、
近年聴いたバンドで一番KING CRIMSONっぽいと思った。

1st〜「Larks' Tongues in Aspic」あたりのK.CRIMSONに近いかな。
所属レーベルがMetal Bladeってのが浮いてる。

http://www.youtube.com/watch?v=reyZ5DqSyvs


19. DEAD CAN DANCE - Anastasis

とにかくChildren of the Sunの破壊力がすごい。
荘厳アンビエントミュージックの極地って感じ。

その重厚さたるや、大河ドラマの如し。
カルミナ・ブラーナとマッシュアップしたENIGMAの「The Screen Behind the Mirror」に匹敵する。

どってことない曲もあるけど、1曲目のインパクトに全部持ってかれちゃいます。

http://www.youtube.com/watch?v=ELEIC_CMH44


20. GODSPEED YOU! BLACK EMPEROR - 'Allelujah! Don't Bend! Ascend!

DCDとは別の意味での、荘厳の極北。暗黒の劇伴。
でも今までで一番聴きやすいアルバムだと思う。

長尺曲MladicとWe Drift Like Worried Fireのドラマティックな展開が
ポイントかなーと思いますね。圧倒される。

http://www.youtube.com/watch?v=RXdF9uhVrI0


21. FLYING COLORS - Flying Colors

夢劇場脱退後のマイク・ポートノイ関連作品ではこれが一番(唯一)良かった。
スティーヴ・モーズやっぱいいギター弾くよなあってのもあるけど、
なによりデイヴ・ラルーの職人的ベースプレイがすんばらしい。

ニール・モーズが全部歌えばもっと良かったのに…とも思うが、
それだとTRANSATLANTIC(もしくはニールのソロ)になっちゃうね。

http://www.youtube.com/watch?v=c8fZxUGWrPI


22. EVIL - 1st Demo

知り合いのバンドをこういうランキングに入れたりってのは普段しないんだけど、
純粋に好きなんですよ、EVIL。リフとかギターサウンドとか、これぞB級スラッシュ!って感じで最高。
ぜひこのチープさを失わないままビッグになってください。がんばれEVIL!

http://www.youtube.com/watch?v=gBzcbEvn5hY


23. THE OFFSPRING - Days Go By

メロコアは個人的に最も苦手とするジャンルなんですが、THE OFFSPRINGの新譜を聴いて(あれ、カッコいいじゃんこれ…)と思ったのが自分の中で2012年最大級の衝撃だった。

メロコアファンにとってこのアルバムがアリかナシなのかは知らんけど、少なくともおれは後期THE HELLACOPTERSやHARDCORE SUPERSTARあたりと同じ感覚で聴くことができた。
良質なロックンロールだと思う。

この衝撃があったので、(ひょっとして年食ってメロコアも聴けるようになったんだろか…)と思ってGREEN DAYの新譜聴いてみたところ、まったく受け付けなかったのでやっぱりメロコアは苦手なことが確認できて一安心。一安心?

http://www.youtube.com/watch?v=MdZRX0AvkmE


24. HIGH ON FIRE - De Vermis Mysteriis

重戦車度ナンバー1。オラオラ度とか、分厚いけど殺傷力の高いナイフみたいなリフはVISION OF DISORDERの新譜と近い感覚かな。
容赦無く脳天をカチ割りにくる感じ。
ライヴで観たらカッコいいんだろなーこれ。

http://www.youtube.com/watch?v=fq1gb50iobU


25. LANA LANE - El Dorado Hotel

3rdや4thを超えてるかっつーと全然そんなこと無いんだが、バンド史上、これだけハードロック色を抑えてプログレ要素を前面に押し出したアルバムはおそらく初めてなのではと思っていて、その点を評価したい。

特にラストのIn Exileは象徴的で、11分半あるにもかかわらず
決してハードにならないという新機軸。
まあところどころメロディがAutumn Leavesだったり
PINK FLOYDのEchoesそのまんまだったりするんだが、それはご愛嬌ということで。

http://www.youtube.com/watch?v=0YxIdraWHkQ



てな感じですかね。

ここに入んないけどよく聴いた/好きなアルバムはこちら。
上から順に26位〜50位と思ってもらっていいです。


RUSH - Clockwork Angels
LAMB OF GOD - Resolution
CANDLEBOX - Love Stories and Other Musings
SIGUR RÓS - Valtari
CRYPTOPSY - Cryptopsy
TURBONEGRO - Sexual Harassment
SBB - SBB
THE 69 EYES - X
BETWEEN THE BURIED AND ME - The Parallax II: Future Sequence
IT BITES - Map of the Past
SWANS - The Seer
ADLER - Back from the Dead
THE FLOWER KINGS - Banks of Eden
KILLING JOKE - MMXII
SHINEDOWN - Amaryllis
HIROMI TRIO PROJECT - Move
CYNIC - The Portal Tapes
MAGMA - Félicité Thösz
LINKIN PARK - Living Things
MINISTRY - Relapse
DINOSAUR JR. - I Bet on Sky
TANGERINE DREAM - Machu Picchu
SEBASTIAN HARDIE - Blueprint
PRONG - Carved Into Stone
FARMERS MARKET - Slav to the Rhythm




なお2012年ワーストアルバムは
AEROSMITHの「Music from Another Dimension!」です。これは酷かった…。

今年はもっとブログ更新できるようにがんばります!しくよろ。
Hoping... dare we dream? | Home | 【特別企画】メタル界の高齢化事情を考える

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