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アメリカン倍速プログレ

ボリス(Bris)Boris
YEZDA URFA

曲名リスト
1. Boris and His 3 Verses, Including Flow Guides Aren't My Bag
2. Texas Armadillo
3. 3, Almost 4, 6 Yea
4. To-Ta in the Moya & Tyreczimmage
5. Three Tons of Fresh Thyroid Gland
6. The Basis of Dubenglazy While Dirk Does the Dance

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「アメリカはプログレ不毛の地」とよく言われるが
まったくそんなことは無くて、

KANSASやJOURNEY(初期3枚)等の大物をはじめ、
PAVLOV'S DOG、ETHOS、ECHOLYN、

はたまたSPOCK'S BEARD(とニール・モーズ)といった
現代シンフォニックプログレの代表格から
CYNICやDREAM THEATER等プログレ文脈で語られる
メタルバンド等、有名バンドは数多く存在する。


そもそもフランク・ザッパを輩出し
PINK FLOYDやRUSHが天文学的な売上を叩き出す国なのだから、
「不毛の地」のはずが無いのである。



例えばKANSASあたりが典型的なように
基本的に英欧からの影響を自国の音楽要素とブレンドさせるのが
アメリカン・プログレの特徴だが、

そのブレンド具合が強引すぎて非常にわけわからん、かつすさまじい
アルバムを作るバンドがたまにいる。


その一つがYEZDA URFAだ。



このバンドは70年台に結成され80年台初頭に解散するが、
活動期間中に制作された2枚のアルバムはいずれも解散後に発掘された。


89年に2nd『SACRED BABOON』が日の目を見た後、
メンバー自身がCD化を手がけたことで2004年にようやく一般に
知られるようになったのが、幻の1st『BORIS』である。



1975年に自主制作された本作、
とにかく強引さと突っ走りっぷりがすさまじい。


フォークなイントロで始まりGENTLE GIANT/YES的な
シンフォニック展開を見せる1曲目、
カントリー調かつ後半に尋常じゃない加速度を放つ2曲目、
超絶技巧と構築美がカッコいい5曲目等、聴き応え十分の名盤。



上述したYES風味(特にギター)をベースに、
いかにも"アメリカ"なのほほんとした空気を挟みつつも、
決して退屈にならないのはやたら手数が多いドラムの存在がでかい。


このドラム、そこまでせんでもええやろ! とツッコみたくなるほど
始終オカズ入れまくり叩きまくりなんだが、
それでいて完璧にリズムキープするという異常な離れ業を誇るなど
とんでもなく巧い。



なぜこれほどの技巧で無名だったのかまったくもって疑問だが、
こういうバンドがちらほらいたりするので
やっぱりアメリカはおもしろいよな。



自主制作なので音質は安っぽいし、
強引で唐突な展開は好みが分かれるところだと思うけど、
アメリカの奥深さを知る上で個人的におすすめの一枚。


テンションの高さとテクニックにかけては超一級品の名作だ。


アメリカン・ヤクザ・スラッシュ | Home | 種のProgress

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