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Night of the Prog 2014 観戦記(中編)

前回の続きです!


Night-of-the-prog-2014.jpg


ついに会場へ到着。

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ご覧の通り日比谷野外音楽堂に似た感じの
半コロシアム的なつくり。


13:30開演。

フェス初日一発目のバンドはイタリアの新星、
GRAN TURISMO VELOCE。

同郷の諸先輩を想起させるような
詩情感溢れるシンフォニックロックを中心としつつ、
モダンなダークエレクトロ要素もあり。

オープニングアクトながら堂々としたパフォーマンスで喝采を浴びていた。

非常に感銘を受けたのが音響の素晴らしさ。
どの楽器も非常にクリアに聞こえる。
トップバッターですら一瞬で(あ、PAめっちゃ良い)と感じるぐらいなので
きっと会場のつくりが秀逸なのだろう。

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二番手はドイツのTRAUMHAUS。

こちらもNOVALISやANYONE'S DAUGHTERといった
ジャーマンシンフォの血筋を受け継ぐシンフォプログレ。

地味ではあるけど開催国出身バンドということで
客のリアクションも上々。

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しかしそれにしても暑い。本当に暑い。
この日の気温は35度。おまけに直射日光が相当きつい。
帽子とサングラスは必須です。

あとこのフェス、女性客が非常に多い。

親子連れで来ていたり、女子高生ぐらいのギャルもたくさんいて
日本とは雰囲気違うよな〜と思った。

んでやつら、暑いので普通に脱ぐ。
パツキンの美人おねーちゃんたちが上半身水着でウロウロしたりするので、
本当にサングラスは必須です。



16時、三番手のCOLLAGE登場。

復活したこのポーランドの重鎮、
若干のメンバー変更がありVoはめっちゃ若い人になっている。

名曲Heroes Cryからスタートし9曲を演奏。

Voもパワフルだしとても良かったんだけど、
このバンド基本的に曲調がダークなので
天気とぜんぜん合ってなくてつらかった。

COLLAGEのスタジオアルバムは1995年以降発表されていない状況だけど、
なんとついに2016年に新譜が出るらしい。やったね。

<COLLAGEセットリスト>
1. Heroes Cry
2. Ja i Ty
3. One of Their Kind
4. Safe
5. Baśnie
6. The Blues
7. Eight Kisses
8. Moonshine
9. God



続いてはドイツのLONG DISTANCE CALLING。
ポストロック/オルタナティヴ要素が強いプログレッシヴメタル。

名盤「THE FLOOD」収録のNucleusで始まり、
その「THE FLOOD」と3rd「LONG DISTANCE CALLING」の曲を中心とした
セットリスト。

割と楽しみにしてたバンドの一つで、演奏もすげー良かったし
曲中クライマックス部分での観客前方の盛り上がりもすごかった。
このへんのカタルシスはプログレメタルならではって感じがする。

<LONG DISTANCE CALLINGセットリスト>
1. Nucleus
2. Black Paper Planes
3. Ductus
4. Keyboard Air
5. The Figrin D'an Boogie
6. Into the Black Wide Open
7. Invisible Giants
8. NH 0550
9. Timebends
10. Arecibo (Long Distance Calling)
11. Metulsky Curse Revisited

んで、とにかく暑い。陽射しがハンパなくてバテる。

屈強なゲルマン人どもですら完全にへばってみんな日陰を探してる始末。
近くでデブのガイジンが暑さで倒れて運ばれてた。

ビールばかり飲んでたおれも、これはちょっと死ぬなと思い
水を買いに…行った……のだが…

【悲報】Night of the Progフェス、水は炭酸水しか売ってない。


ドイツ、というか欧州が炭酸水主流なのは知ってたけど、
まさかそれしかないとは誤算だった。
(ちなみにビールの方が安い)

ビールは好きだけど炭酸水がまったく飲めないおれ。

Still Waterは売ってないの?と売り子の美人おねーちゃんに訊いても
「ごめんね、ないの」とあっさり返される。

他の選択肢はスプライトぐらいしかない。炭酸好きすぎだろこいつら。


しょうがないので炭酸水買って炭酸抜けるのを待って飲む…けどやっぱりきつい。
やばいなマジでこれはやばいぞ。

ここで「ドイツの水道水は安全」という情報を思い出し、
トイレ横の手洗い場の水道でなんとか普通の水を確保。
衛生的にちょっとアレだけど、とにかく水が飲みたかったので
四の五の言っていられない。まあ死にはしないだろ。

おれみたいに炭酸水が苦手な人は気をつけてください。

あとトイレは慣れないとちょっと戸惑います。



そんなこんなで19:45頃、英国のIQ登場。
キャリア30年のベテラン、さすがに人気が高くて大盛り上がり。

新譜「The Road of Bones」の曲を中心に安定したパフォーマンス。
日本にも呼んでほしいですよねえ。

<IQセットリスト>
1. From the Outside In
2. The Darkest Hour
3. The Road of Bones
4. Frequency
5. Without Walls
6. The Wake
7. Leap of Faith
8. Until the End
9. The Seventh House

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それにしてもヨーロッパは日が長い。
21時時点でこの明るさ。

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IQ観てる途中でJöran Beckという名のノリのいいイケメンあんちゃんに話しかけられる。
どうやらスウェーデン系ドイツ人らしい。

ヨラン「日本から来たんやー。長旅やったやろ」
おれ 「せやねえ」
ヨラン「おれ昔、トーキョーで働いてたことあるんよ。日本語も少しわかる」
おれ 「マジか。どこで働いてたん?」
ヨラン「亀戸」
おれ 「ほー。またすごいとこで働いてたんやな。その時の家は?」
ヨラン「麻布十番
おれ 「なんでだよ」

普通逆だろ、と思いつつ、ヨランくんめっちゃいいやつで話も弾む。
MARILLIONはいいぞ、いいよな、とかプログレは人生だよなという感じで盛り上がった。


ヨラン「明日も来るやろ? 妹連れてくるから紹介するわ」

マジかよヨランあんた最高だな。スーパーいいやつ。


そうこう談笑してるうちにIQも終わり、
いよいよトリへ向けてセットチェンジ。

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途中でPete Trewavasが出てきて群がるプログレオタクたち。

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日も沈んで急に寒くなってくる。

そして22:15、ついに初日トリのTRANSATLANTICが登場!

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Neal Morse、Mike Portnoy、Roine Stolt、Pete Trewavasという最強布陣。

ツアーサポートメンバーはいつもならPAIN OF SALVATIONのDaniel Gildenlöwだが、
病気療養中のため今回はSPOCK'S BEARD、ENCHANT他のTed Leonardが参加。
このTedがまた素ん晴らしかった。

セットリストは最新作「KALEIDOSCOPE」からInto the Blueでスタート。
中盤、Tedがかなりの部分でリードVoを任されていたがすさまじく上手い。

いきなりの長尺曲にもかかわらず観客大盛り上がり。


曲が終わりポートノイによる恒例の挨拶MC。

「はいどうも! 30分のサウンドチェックが終わりました!

やかましいわ。

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マイルドなShineを挟みWhirlwindへ。

Whirlwindはフェス仕様のメドレースタイル。

 Overture/Whirlwind (Edit ver.)
〜Rose Colored Glasses
〜Evermore
〜Is It Really Happening?
〜Whirlwind (Reprise)
という流れでした。


続いてWe All Need Some Light。

最初のverse〜chorusを歌うNeal Morse、
そして2nd verse〜chorusを歌ったのはなんとTed Leonard。

客も拍手喝采。そして上手い。さすがです。
Danielの穴を補って余りある大活躍ぶり。




本編最後はBlack as the Sky。
ノリの良い曲なのでテンションも最高潮。震えるぜ。

興奮冷めやらぬままアンコール突入。
All of the Above → Stranger in Your Soulという
30分×2曲をがっつりやって締め。

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<TRANSATLANTICセットリスト>
1. Into the Blue
2. Shine
3. Overture/Whirlwind (Edit ver.)
4. Rose Colored Glasses
5. Evermore
6. Is It Really Happening?
7. Whirlwind (Reprise)
8. We All Need Some Light
9. Black as the Sky
10. All of the Above
11. Stranger in Your Soul



24:15、フェス初日終了。

いやー最高だ!マジで最高。
演奏も音響も客のノリもなにもかもが素晴らしい。
来てよかった。


隣で一緒に観てたヨランに「また明日な!」と別れを告げ、
会場から港へ向かうシャトルバスを探す。

…が、まったくバスが見つからない。どこにあるんや。

バスに乗れないと港へ行けない→船に乗れない→宿へ帰れない。


あれ? 詰んだ? 野宿? ここで? 山の中で?
おいおいちょっと待て。さすがに焦る。

必死で探すがバス乗り場らしきものがどこにもなく、
どうしよう…と途方に暮れていたところで偶然さっき別れたヨランに遭遇。


ヨラン「あれ? どないしてん?」
おれ 「バスが…見つからんのや……」
ヨラン「えっ。それは困ったな。ほな一緒に探したるわ!」
おれ 「マジか。ええんか。忍びねえな」
ヨラン「かまわんよ」

ほんといいやつだ。泣きそう。


それから30分ぐらいして、発車しようとしていたバスを発見。
武田鉄矢ばりにバスの前に飛び出して止めてくれるヨラン。

ヨラン「これ港へ行くバスやろ? あいつも港へ行くんや。乗せてってあげてや!」

助かった。ありがとうヨラン。この恩は一生忘れない。
おれたちはソウルメイトだ。


感謝のハグを交わしてバスへ乗車。
港へ着き最終の渡し船に乗り込む。

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St. Goarへ到着、船乗り場にあったコンビニ的な雑貨屋でピザを買い宿へ。
25時半、宿到着。うおー疲れた!

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怒涛の初日だったがめっちゃくちゃ楽しかった。とても感慨深い。

IQやLONG DISTANCE CALLINGはじめ、どのバンドも良かったけど
やっぱりTRANSATLANTICは格が違う。
Mike Portnoyはこのバンドでのプレイが一番カッコいいよなあ。
活き活きしてるし。Ted Leonardも超優秀だったしなあ。


<その他、初日の総括>
・暑い。
・会場のレコ屋出店に群がるプログレおじさんたち。どこの国も一緒だな。
・暑い。
・ヨラン以外にも何人かに話しかけられたが、意外と英語が不得意なドイツ人が多い。
 そういうもんなのかな。
・暑い。けど日が沈むと寒くなるので薄着オンリーは危険。
・星空が超綺麗で感動。
・ガイジンの子どもはかわいい。人形みたい。
・ドリンク売り場のおねーちゃん、全員美人


てな感じでございました。


MARILLIONやANATHEMA等、二日目のレポートは後編にて!
震えて待て!


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