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だいぶ空いちゃった

B00004C4NJQueen of the Ocean
Lana Lane

Album Tracks
1. In the Hall of the Ocean Queen
2. Night Falls
3. Queen of the Ocean
4. Let Heaven In
5. Frankenstein Unbound
6. Souls of the Mermaids
7. Seasons End
8. Rainbow's End
9. Without You

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by G-Tools


シンフォニック・ロックの女王、LANA LANE。

ヴォーカルのラナ・レーンとその旦那エリク・ノーランダー(Key)
を中心としたバンドです。


このバンドの最高傑作は3rd『GARDEN OF THE MOON』だと
通常言われていて、

確かにそれに収録されている
“Destination Roswell” “Under the Olive Tree”が
超名曲であることは間違いないのでおれもそれには同意しますが、

個人的な好みからすれば
この4th『QUEEN OF THE OCEAN』の方が
アルバム全体を通して良い内容なんじゃないかと思います。



この作品はとにかく捨て曲がない!


特に後半、6曲目以降の流れは素晴らしすぎますね。

優雅なイントロから一転、ハードに展開していく
“Souls of the Mermaids”、幽玄な“Seasons End”ときて
メタリックな“Rainbow's End”へ。
そして最後に慟哭のバラード“Without You”。

完璧。


LANA LANEの大きな個性であり魅力でもある
幻想性・神秘性・叙情的な側面が
最高のかたちで表現されていると思います。


このバンドはそういう面を持っているがゆえにプログレ側から
取り上げられることも多いんですが、
やっぱりどちらかというとハード・ロック寄りじゃないかな。

基本ハード・ロックでいて、そうしたプログレ的要素を
大衆的に解釈した上で、味つけとして使っている。

そんな感じです。



まぁなんといってもラナの抜群の歌唱力が大きいですな。

やたら上手いですよねーこの人。

声が非常に美しいし伸びやかに歌い上げるのも魅力的。
声域・声量・声の表情のつけ方も申し分なし。
これでルックスがもう少し美しければいいのに…

『QUEEN OF THE OCEAN』はアルバム全体を通して
ヴォーカルにエコーがかかっている感じがあり、

それがまたウェットな質感を高めていて
効果的だと思います。


あとベース。

このアルバムで弾いているのは
THE FIRM(ジミー・ペイジとポール・ロジャースのバンド)や
BLUE MURDERでおなじみのフレットレス・ベースの名手、
トニー・フランクリンです。

フレットレス・ベースの音色ってLANA LANEの幻想的なサウンドに
ぴったりだなぁとつくづく感じますねこれを聴いてると。

欲しいなーフレットレス。



まぁそういうわけで『QUEEN OF THE OCEAN』はLANA LANEの魅力が
最大限に発揮された名盤であると思います。

オリジナル・アルバムだけ見るなら
この頃がベストなんじゃないでしょうか。曲の充実度から言えば。

以降もいいアルバム出してますし、
最新作の『LADY MACBETH』なんかはかなり良かったと思いますが、

劇的さ・メロディーの秀逸さという点では
この時期を越える曲を書けていないように感じています。



で、


このバンドはオリジナル・アルバムと平行して
カヴァー中心の企画モノ作品を大量に出してます。

実はそっちの方が面白かったりするんですね。

とにかくカヴァーのセンス/アレンジで
LANA LANEの右に出るバンドはいない!


前述の“Seasons End”もMARILLIONの、
また“Without You”はVAINのカヴァーだったりするんですが、
(VAINはラナのいとこデイヴィ・ヴェイン率いるアメリカのバンド)

どちらもオリジナルと同等かそれ以上に素晴らしい
仕上がりになっています。


後者なんてほんとに最高ですね。

LANA LANEヴァージョンを聴いたあとでVAINのアルバムを
買ったんですけど、オリジナル以上に悲哀感が出ていると思います。

個人的にはLANA LANEヴァージョンの方がはるかに好きだなぁ。
これ1曲で泣けますよおれは。


他にも

エルトン・ジョン “Goodbye Yellow Brick Road”
CROSBY & NASH “To the Last Whale...”
ジャズのスタンダード曲 “Autumn Leaves”
トム・ウェイツ “Innocent When You Dream” 
収録の『BALLAD COLLECTION Ⅱ』や、

KANSAS “The Wall”
LED ZEPPELIN “Kashmir”
QUEEN “Don't Try So Hard”
URIAH HEEP “Weep in Silence”
RAINBOW “Stargazer” 
等をカヴァーしたそのものずばり『COVERS COLLECTION』、

PROCOL HARUM “A Whiter Shade of Pale”
THE MAMAS & THE PAPAS “California Dreamin'”
が入った『WINTER SESSIONS』、

AEROSMITH “Dream On”
KING CRIMSON “In the Court of the Crimson King”
RAINBOW “Long Live Rock 'N' Roll”
が聴けるライヴ盤『RETURN TO JAPAN』

なんかがあります。

どれも解釈の仕方・パフォーマンスともに素晴らしいので
ぜひ御一聴を。

“The Wall” “Dream On”あたりは特に良いですね。


それにしても、こんなに日本人受けする音楽やってて
なんで売れないんだろうか…。

今年の6月に渋谷O-EASTで「デビュー10周年記念ライヴ」があり
おれも観にいったんですけど、
全然観客はいってなくて寂しかったです…。

そのライヴの模様を収めたDVDがこないだ出まして。
買ったんですけどやっぱり客少ないのがばればれで二度寂しい。

あと画質があまりよくなかった…。
「ああ、予算少ないんだなぁこのバンド」と
わかってしまってさらに寂しい。




みんな、もっと聴いてあげて!

今の時期なんかにぴったりの音楽だと思うし!

がんばれ! LANA LANE!
黒歴史シリーズ第一弾 | Home | Stomp Stomp Stomp!

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