さすがは元SANTANA

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Neal Schon

Album Tracks
1. Caruso
2. Hero
3. (Everything I Do) I Do It for You
4. Killing Me Softly
5. From This Moment On
6. Why
7. I Can't Make You Love Me
8. Con Te Partiro
9. My Heart Will Go On
10. A Song for You

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いわゆる“ギタリストのソロ・インスト・アルバム”ってやつを
おれはあんまり聴いたことがなくて、

ジェフ・ベックとかスティーヴ・ヴァイとか
ウリ・ジョン・ロートのアルバムは何枚か持ってるんですけど

その他の人たち、例えば
ヴィニー・ムーアとかジェイソン・ベッカーとか
ジョー・サトリアーニとかマティアス・エクルンドとか、

そういう有名ギタリストのソロ作品を
今まであまり耳にしたことがなく、また
積極的に聴いてみたいともあまり思ってこなかったんですね。
インスト自体は大好きなんですが。


その類のアルバムって、やっぱり
“実際に自分でギターを弾くリスナー”と“そうでない人”とでは
多少聴き方が違ってくるんじゃないでしょうか。

どっちが良い悪いではなく。


めちゃくちゃ主観ですが、“ギタリストのインストアルバム”って
どうしてもギター中心に全てを考えてる感じがします。

いやまぁそれは当たり前なんだけど、なんつーか、

「アルバムトータルとして良いものをつくろうとする人」 よりも
「1曲単位であれこれ考えるという発想の人」 もしくは
「1曲の中のあるプレイですごさを出す人」
の方が圧倒的に多いような。


で、そういうアルバムは、
ギターを弾かない(弾けない)おれみたいな人間にとっては、
正直言ってそれほど愛聴盤にはならないんですよね。

「つまらん」「駄作」とかそんなことは思いませんけど、
繰り返して何度も聴きたいかと問われれば、そうでもない。


ギタリスト諸氏にとっては
“こことここのプレイがすげぇんだよ!”的な面白さが
あるんでしょうけど、それもいまいちよくわかりません。


聴かず嫌いな面も確かにありますけどね。



さてそんなおれですが、
この御大ニール・ショーンのソロ・アルバムは大好き。


ニールはご存知JOURNEYのギタリストです。
JOURNEYについてはいまさらあれこれ言うまでもないので省略。
知らない人はベスト盤を買いましょう。

ニールのプレイもまずはJOURNEYのアルバムを
聴いてみた方がいいと思います。


JOURNEYの“ポップ・サイド”はスティーヴ・ペリー(Vo)と
ジョナサン・ケイン(Key)の担当ですが、

一方の“ロック・サイド”にいるのがこの人です。


意外と熱い男なんですよニールって。

80年代、かの有名なHEAR 'N' AIDプロジェクトに参加したときも、
イングヴェイやらジョージ・リンチやらブラッド・ギルスやら
錚々たるメンツを差し置いてばりばりに弾きまくってます。


そんな超ロック野郎ニールのソロなんですが、
このアルバムでは正直ロック色皆無。


CARPENTERS、マライア・キャリー、
セリーヌ・ディオン、ブライアン・アダムズ他、

ポップスの有名曲をギター・インストというかたちで
カヴァーした作品です。



これがいいんですよ~。とっても。

なんか、本当に「うまい」ってのは
こういうことを言うんだなあ~って気にさせてくれます。

テクがどうとか技巧面でのすごさは詳しくわからないですけど、
とにかく胸にしみるギターのトーンだと思う。


ギターが歌ってますよまじで。

泣きに限らず、表現力がものすごいですねこの人。
デイヴ・ギルモア(PINK FLOYD)に通じるもんがありますな。

シンプルなプレイでも一音一音の感情の込め方が違う。


“Caruso” “My Heart Will Go On” “A Song for You”
なんかは特に美しいです。


元がポップスの名曲ばかりなので、
耳を惹き付ける要素もちゃんと持ち合わせてるし。



まぁ確かにこれも「アルバム単位」で聴くというよりは
「曲単位」のアルバムだと思うし、

どちらかというとBGMとして最適なものという気はしますが、
なぜか何度も聴きたくなってしまうんですよね。



ニールの他のソロ・アルバム
『BEYOND THE THUNDER』『LAST NITE』なんかも素晴らしいです。



ロックでは全然ないし
もはやポップス、というか癒し系に分類されそうな音楽ですが、

たまにはこういうのを聴きながら
ワイン片手に夜景を眺めるのもいいもんですよ。

やったことないけど。
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