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1973年の追憶

YessongsYessongs
Yes

曲名リスト
1. Opening (Excerpt from Firebird Suite)
2. Siberian Khatru
3. Heart of the Sunrise
4. Perpetual Change
5. And You and I
6. Mood for a Day
7. Excerpts from The Six Wives of Henry Ⅷ
8. Roundabout

1. I've Seen All Good People
2. Long Distance Runaround/The Fish (Schindleria Praematurus)
3. Close to the Edge
4. Yours Is No Disgrace
5. Starship Trooper

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1973年というのは実にすさまじい年なのであります。


この年に発表された作品を列挙していくと

PINK FLOYD 『THE DARK SIDE OF THE MOON』 にはじまり
KING CRIMSON 『LARKS' TONGUES IN ASPIC』
EMERSON, LAKE & PALMER 『BRAIN SALAD SURGERY』
GENESIS 『SELLING ENGLAND BY THE POUND』
RENAISSANCE 『ASHES ARE BURNING』
MAHAVISHNU ORCHESTRA 『BIRDS OF FIRE』
GREENSLADE 『BEDSIDE MANNERS ARE EXTRA』
JETHRO TULL 『A PASSION PLAY』
リック・ウェイクマン 『THE SIX WIVES OF HENRY Ⅷ』 などなど、


さらに欧州では

P.F.M. 『PHOTOS OF GHOSTS』
OSANNA 『PALEPOLI』
LE ORME 『FELONA E SORONA』
AREAの1st
BANCOの3rd
MAGMA 『MEKANIK DESTRUKTIW KOMMANDOH』 他、


はたまたハード・ロックに目を向ければ

LED ZEPPELIN 『HOUSES OF THE HOLY』
BLACK SABBATH 『SABBATH BLOODY SABBATH』
FREE 『HEARTBREAKER』
NAZARETH 『RAZAMANAZ』
そしてQUEENやAEROSMITH、MONTROSEがデビューと、


まーすごいねすごすぎて笑いが止まらないぜってな時代。

この年のベストアルバムを選ぶのは
さぞかし大変だったことでしょう。


特にプログレに関しては
まさに最盛期といっても過言ではないと思います。



そしてこの頃絶頂期を迎えていたYESは、
同年にライヴ盤『YESSONGS』を発表。

2枚組み(発売当時はレコード3枚組み)というヴォリュームで、
それまでの集大成的内容となっております。

前年に発表した奇跡の大傑作『CLOSE TO THE EDGE』に伴う
ツアーの音源から収録。



YESというバンドは、作品を年代順に聴いていくと(特に70年代)
その音楽的発展・変化が明確に分かったりして
かなり興味深いんですが

特に3rd 『THE YES ALBUM』から4th 『FRAGILE』、
そして5th 『CLOSE TO THE EDGE』までを一気に聴くと面白い。

『CLOSE TO THE EDGE』がいかにすごいかがよく分かりますね。


その『CLOSE TO THE EDGE』で
自分たちのスタイルを完全に確立した時期のライヴだけあって、
さすがに素晴らしい内容です。

メンバー全員がプログレ界屈指の技巧派ゆえに
あの複雑な構成の曲を余裕で再現。

その演奏力の高さももちろん目を見張るんですが、それよりも
スタジオアルバムで感じられるダイナミックな雰囲気が
ライヴでも失われていないところが一番すごいと思いますね。


オープニングのストラヴィンスキー“火の鳥”から
“Siberian Khatru”へと雪崩れ込み、
“Heart of the Sunrise”が続くという構成はあまりにも劇的。

これは興奮しますよ。
ライヴバンドとしてのYESの素晴らしさがよく表れています。

“Yours Is No Disgrace”なんかはスタジオヴァージョンよりも
良いんじゃないでしょうか。


他にも、自分のソロアルバム曲をアレンジし直した
リック・ウェイクマンのソロなど聴きどころは満載。

まぁ曲によっては多少荒いかなと思うものもあったりしますが
(“Close to the Edge”はスタジオヴァージョンの方が良いかも)

その辺も逆にロックバンドらしくていいんじゃないですかね。



YESのライヴ、特にインストパートを聴いてると
DEEP PURPLEとそんなに変わんねぇなぁと感じたりもする。

ハード・ロックとプログレッシヴ・ロックという
別ジャンルに属するバンドだと思われてますけど

根っこの部分は結局同じなのです。

第Ⅰ期DEEP PURPLEなんてプログレと呼んでもおかしくないしなぁ。

ジャンル間の垣根が実際あまりないんですね70年代というのは。
いい時代だ。



ちなみに、ツアー中にドラムの
ビル・ブラッフォードが脱退してKING CRIMSONに行っちゃったので、

この『YESSONGS』で聴ける音源のほとんどは
後任のアラン・ホワイトが叩いてます。

“Perpetual Change” “Long Distance Runaround / The Fish”が
ブラッフォードのプレイだそう。



『FRAGILE』 『CLOSE TO THE EDGE』なんかを聴いて
YESっていいなぁ、と感じた人は次にぜひこれを聴いてください。


もちろん『RELAYER』も忘れずに。
飲んだくれレスポール大魔王 | Home | 頭文字「X」のバンドなんて持ってねぇ

コメント

まともなプログレのライブ盤って、これとMAGMAくらいしかないんじゃないの?と時々思います。全盛期の、という意味でね。
CRIMSONのEARTHBOUNDも、俺はあれはあれでいろんな意味での極悪っぷりが最高に好きなんですが、主に音質とか賛否両論でしょう。そういう意味でなぜZEP並の高音質決定版を出さないのか理解に苦しみます。単純にそういうテープが無いのか?

2006/02/17 (Fri) 22:35 | おましん #- | URL | 編集

フリップとか間違いなく音源持ってるはずだよね。
てかコレクターズなんちゃらとか言って
無駄にボックスを小出しにしてるけど
あれの意味がよくわかんない。

良いテイクを厳選してまとめた方が絶対売れると思うんだけどなあ。

ほんとプログレは昔のライヴやら映像作品が少ない。
AREAとかOSANNAとかすっごい見てみたいわー。

2006/02/18 (Sat) 18:42 | ゆーき #3wglnar6 | URL | 編集

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