マハヴィシュヌ前夜

ExtrapolationExtrapolation
John McLaughlin

Album Tracks
1. Extrapolation
2. It's Funny
3. Arjen's Bag
4. Pete the Poet
5. This Is for Us to Share
6. Spectrum
7. Binky's Dream
8. Really You Know
9. Two for Two
10. Peace Piece

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ジャズに関してはまったくの無知で、

マイルス・デイヴィスもサッチモもチャーリー・パーカーも
ビル・エヴァンスもコルトレーンもデューク・エリントンも
ほとんどまともに聴いたことがありません。


最近ハービー・ハンコックやら上原ひろみを多少聴いて
「いいな~」とか思ったりするけど、まぁその程度のにわかです。

そもそもジャズの定義ですらよく理解してなかったりする。



なのでそんな人間がおすすめしたところで
あんまり説得力ないでしょうけど、

このアルバムは普通に良いなと思いますね。



プログレ好きにはおなじみですが、ジョン・マクラフリンは
MAHAVISHNU ORCHESTRAのリーダーでありギタリスト。


『EXTRAPOLATION』はMAHAVISHNU始動以前の1968年に出した
初ソロアルバムです。

全編ギター&サックス&ベース&ドラムによるインスト。



MAHAVISHNUの『BIRDS OF FIRE』のようなロック色は見られず、
もう思いっきりジャズって感じですねこれは。


しかしロック色が無いとは言え、
じゃあ終始淡々としているかというとそうでもなく、
かなりテンションの高いプレイが聴けます。

特に後半はすさまじい。



ほんとド素人な感想で申し訳ないけど、
やっぱジャズの人はレベルが違うなあと。


速弾きとかコードの重ね方とか、
そういう分かりやすい部分だけとっても
マクラフリンってすげぇと思いました。



確かに日々こういうのを聴いたり弾いたりしてる人からすれば
メタルなんてお子様ランチみたいなもんなんだろうな…。


まぁそれはさておき。


デビュー作(かな?)でこれだけ非凡な才能を見せつければ
そりゃあ誰だって放っておかないわけで、

この作品に目をつけたマイルス・デイヴィスが
自身のアルバムにマクラフリンを起用することになります。

その後再びソロに戻り71年にMAHAVISHNU ORCHESTRA結成、と。




これを聴いていまだに疑問なのが、
プログレという枠の中で語られるジャズ・ロックと本家ジャズって
結局なにがどう違うの? ってことなんですよね。


もちろん、もっともっといろんな人の作品を聴いていかなきゃ
分かんないことなんだろうけど、

なんとなくあの時代の人たちはプログレもジャズも
「実験的」 「おもしろい」という一言で
一緒くたにしてしまえそうな気がする。


そしてそこが60年代・70年代のわけわかんないとこでもあり
素晴らしいとこでもあるような。


聴いてる側としては単純に楽しいけどね。


メタル→ハード・ロック→プログレ と探求していったら

そっから先ジャンルに関係なく聴いていくようになるのは
必然なんでしょう。

そうでもないか。人によるかな。


まぁメタルだけ聴いてる人生よりは楽しいと思う。
それが幸せなのかどうかは知りません。金かかるし。




ジャズに造詣が深い方が『EXTRAPOLATION』を聴いてどう思うのかは
ちょっと分かんないし、

ジャズ界においてジョン・マクラフリンという人が
どのような位置を占めるのか、

それ以前に
ジャズ史においてブリティッシュ・ジャズというイディオムが
どれほどの存在意義を有しているのかも

勉強不足ゆえいまいち分からないのですが、


とにかくおれみたいなロック野郎が聴いても
十分楽しめるアルバムでございました。




ちなみに上原ひろみのバンドでベースを弾いてる人は
現在マクラフリンのバンドでも活躍してるらしいですね。


ようやく本格的に | Home | Kill As One!

コメント

上原ひろみトリオのトニー・グレイはマクラフリンの甥っ子らしいよ。

2006/10/15 (Sun) 01:52 | のぶ #- | URL | 編集

へぇー! そうだったのか。
上原ひろみ、ものすごくライヴが観たいです

2006/10/16 (Mon) 03:20 | ゆーき #3wglnar6 | URL | 編集

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