早くも今年度ベストライヴ候補

2007年プログチッタ第一弾!

日曜日にCOLOSSEUMを観てきました。


COLOSSEUMがやってるような音楽は個人的に大好きなので
かなり楽しみにしていったのですが、

結論から言うとこれが期待以上の素晴らしいライヴでございました。


例のごとく年齢層は異様に高い。満員。

開演前にタバコ吸いに喫煙所に行くと
伊藤政則氏が普通にファンと談笑してた。

ついでに隣には大貫憲章氏までいた。すげえ。ちょっとびびる。


18時開演。前から6列目ど真ん中という超ベストポジション。



当たり前だが全員めちゃくちゃ巧い!


特にドラムのジョン・ハイズマンはすごすぎ。


合間にがんがんオカズを入れ、
曲が後半盛り上がってくるとツインペダル踏みまくり。

CDで聴けるような手数足数の多いドラミングそのままで、
しかも御年60歳超えてるとは思えないパワフルさ。


てかこの人は技巧的にも業績的にも英国ロック史において
ビル・ブラッフォードやジョン・ボーナムに匹敵するぐらい
偉大なドラマーであるわけで、

そんな人のプレイを間近で観れて本当に感激です。



あと生で観て、この人が要なんだなぁと思ったのが
キーボードのデイヴ・グリーンスレイド。


見た目は物腰柔らかい温和なおじいちゃん、って感じだけど
グリーンスレイドがいるのといないのとでは全然違う気がしました。

COLOSSEUMの音楽は基本的にジャズ・ロックで、
そこにドラムとギターのアグレッシヴさと
ヴォーカルのブルース/R&B由来の黒っぽさが加わってる感じですが

そこにキーボードのクラシカルな味わいが入ってくるとこが面白い。

それを一番感じたのが“The Valentyne Suite”だなぁ。名曲。



ギターのデイヴ“クレム”クレムソンは
すげーラフな格好してたけど(特に後半)怒涛の弾きまくり。


ヴォーカルのクリス・ファーロウがなんか相当巨大化していて
最初出てきたときは一瞬ビリー・ミラノかと思いましたが、

さすがに歌唱は素晴らしい。ドスのきいた暑苦しい声で。


あとベースのマーク・クラークがコーラスをとってたんだけど
この人べらぼうに歌が上手い! すさまじい声量と美声。

びっくりしました。

でもよく考えると
TEMPESTの2ndでヴォーカルとってるのもこの人なんだよなー。



オリジナルのサックス奏者、ディック・ヘクストール=スミスは
残念ながらすでに亡くなっていて

今回サックス吹いたのはハイズマンの奥さんである
バーバラ・トンプソンでした。

長身でテナーとソプラノを吹きまくる姿がカッコよかった。



そんな感じで演奏は完璧。

ベテランの職人らしい堅実なプレイをしながらも
アドリヴ入れたり掛け合いしたりと、
その余裕感が聴いていて心地良いことこの上ない。


メンバー白髪率100%は伊達じゃないですな。
他のバンドとの格の違いをしみじみと感じます。



ジャズ・ロックとはいえ、こじんまりした感じに落ち着くことなく
曲の後半になるにつれ徐々に盛り上がりを見せるのがまた楽しい。

そういう普遍性というか、ある種のわかりやすさを携えているのが
COLOSSEUMのすごいところだと思います。


音響・音作りも最高で各楽器がはっきり聴こえた。
バスドラの音がでかすぎないのがいいね、ほんとに。
クラブチッタ万歳。



あらゆる点で文句なしの素晴らしいライヴでした。
こんなに感動したのは久しぶりだ。もう一回観たい。




終演後にサイン会があったんで出席。


調子に乗ってマーク・クラークに
「ぼくもベース弾いてるんですよー」と言ってみたら

なぜか隣にいたグリーンスレイドが
「まじか! じゃあここに君の名前入れてあげるよ」と言ってきた。

いい人だ。「じゃあ」の意味が全然わかんないけど。

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